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いくひ誌。【491~500】

※日々は鳴りをひそめ、難航する作業の合間に喉に流しこむ芭蕉入りの豆汁が美味い。


491:【22万字】
いくひ誌のバックアップを取ってみたら、合計でおよそ22万字あった。長編二つつくれる分量だ。また無駄な言葉を積み重ねてしまった(五右衛門風に)。


492:【飽きたら終わればいい】
とりあえずつくればいい。うまくいかなければまた違うものをつくればいい。納得いくまでつくればいい。で、飽きたらやめればいい。ほかのまったくべつのことをはじめてもいいし、なにもしなくてもいい。無駄ではない。なにせ初めから意味などはないのだから。


493:【新作更新予定】
新作「万妖衆~女編~」を脱稿しました。六万五千字の中編です。ひょっとしたら短編をオマケでつけるかもしれません。テーマソングにしたい曲は「きのこ帝国」さんの「猫とアレルギー」「東京」です。とてもよい曲なので、いくひしの新作はよこちょに置いて、まずは聴いてみてください。あすからがんばりたいあなたへ贈る、ちょっぴりせつない、そよかぜそよそよ物語。2017年6月、更新予定です。


494:【繋ぎ】
いったん頭のなかをまっさらにするために三万字前後の短編をつくります。百合です。上記、新作とはまったく関係ありません。あわせて6月に更新できたらな、と思います。


495:【寝かせる】
脱稿した原稿は寝かせる。可能であれば年単位で寝かせたいくらいだが、それだと一向に発表できないので、ドーピングを使う。すなわち、新作をつくる、だ。まったくべつの物語を編むことで、脳内のシナプスの連携をイチから構築しなおす。すると、年単位に寝かせたときと似た効用が得られる。気をつけるべきは、そのときつくる物語は、寝かせている原稿から程遠い文体であり、題材であることだ。似たものをつくると、ドーピングの効果が薄れる。気をつけよう。


496:【散らす】
情報を散らす。物語を文字に置き換え、つむぎだすのにもっとも神経を使うのはじつのところ、この情報の散らし方にある。ある任意の情報を読者に伝えたい。そのときに、いちどきにすべての情報を塊にして記すとたちどころにしじみ汁化してしまう。二日酔いにはもってこいだが、酔いを醒まさせては物語としては失格であろう。伝えたい情報があるとき、まずは三割記述する。残りは、会話で匂わせるところで一割、さらにキャラクターたちのしぐさや、情景にて間接的に描写するのが二割、あとの四割は切り捨ててよろしい。どうしても捨てきれない情報もあるだろう。そのときは、それをオチに使えないかを考える。使えないのならばやはり切り捨てるのがよろしい。情報を圧縮するとはすなわち、虫食いを許容しつつ、どれだけの情報を伝えられるか、軽量化できるか、である。容量が軽くなった、ゆえにその分、ほかの要素を詰めこめる。詰めこむのがさきにきては本末転倒なのである。


497:【すべては鏡に】
言うてるわりにできてないやん、そういった主張がある。一理ある。できていないからこそ自らに言い聞かせていかねばならぬのだ。


498:【ツイターでありそうな文言】
深淵を覗くとき、深淵はべつにおまえのことなど気にしてない。


499:【シューメーカーの足音】
本城雅人さんの小説「シューメーカーの足音」が引きこまれる。読みはじめてからまだ21ページ目なのだけれど、この段階で非常に興奮する。読み終えたら、つづきを以下にて記述する。――2017/5/19。


500:【きゅうけい】
ほんだらぽっぺんぴーたんきゅっきゅっちゅーだらぽってんぴーてれすけぺれたんぬるするてーれんほったらぽってんちーたらてれむるぬるすぅーだらとっぺんぴー。

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