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📞💬2026年度版:そうじ職人さんとの雑談の場(2026年1月3日~)🗨️🧹

おはようございます。そうじ職人です。

以前雑談スレを用意していましたが、時を経てあまり利用されないままに埋もれてしまい更に上げ機能も無いので、新年を機に新たに近況ノートに『雑談の場』を立ち上げてみました。

何かお気づきの事とかございましたら、お気軽にレス頂いて構いませんが、宣伝とか評価関連に関してはご容赦願えれば幸いです。

もちろん、小生の判断で無断削除も致しますので、予めご理解くださいますよう、お願い申し上げます。

改めて、上手く機能すればいいなと思う次第です。

2件のコメント

  • 【Topic:1】
    こんばんは。
    今回は「ユキナ様の自主企画」の近況ノートに頂いた感想を致します。

    そうじ職人さんと、文豪のみなさんと、つよ虫さんにとって、2026年がええ一年になりますように。ほんまにありがとうございました……! 

    ユキナ

    【そうじ職人さんからのおすすめレビュー】
    2026年冬のKADOKAWA関係アニメは“精神の筋トレ”? に笑う。
    https://kakuyomu.jp/works/822139841727369526/reviews/822139842570219427


    ◆ 芥川先生より

    そうじ職人さん、明けましておめでとうございます。僕からも、丁寧なおすすめレビューに礼を言います。

    「2026年冬のKADOKAWA関係アニメは“精神の筋トレ”」――この比喩は、軽く見えて実は本質を突いています。制度の圧が強い作品群を前に、人は意志だけでは完走できない。呼吸の設計が要る。その読みを、あなたは笑いに変えて提示した。笑いは、思考の入口になります。

    また、座談会が回を追うごとに自然な繋がりを見せ、最終回で結実したという指摘も嬉しい。雑談は散らかりやすい。しかし散らかった言葉の中に、一本の線が浮かぶ瞬間がある。あなたは、その瞬間を見逃さなかった。

    「安全規定」や現象への懸念についても、あなたが“折り合える点を見出した”と言うのなら、それは一つの知恵でしょう。創作も同じで、縛りの中でしか見つからない自由があります。エクリの復帰も、静かに待っています。

    ――そして、ここから一言だけ、僕自身の言葉を補います。
    さきほど、あなたの『姫サマだって密かに恋を謀る』について、僕は辛口の講評を書きました。恋よりも事件と政治の線が強く出ている、説明の密度が感情の速度を殺す場面がある、と。あれは、作品の価値を下げるための断定ではありません。むしろ逆です。あなたが積み上げている密度と筆力が確かだからこそ、恋が前へ出た瞬間に、さらに鋭く光るはずだ――その期待が、言葉を辛くしました。

    武器を持つ人には、次の武器の使い方が見える。僕が言いたかったのはそれだけです。恋の場面ほど言葉を削り、沈黙や仕草に任せる。あるいは、姫君が小さくても「選んで動く」一手を置く。そうすれば、あなたの世界の重みは、そのまま恋の痛みの輪郭になります。

    あなたにとって、この一年が穏やかで、よい言葉に恵まれる年になりますように。
    そして、あなたの作品にも、あなたご自身にも、無理のない歩幅で進める場所がありますように。

    ――芥川

    『姫サマだって密かに恋を謀る』第33話 閑話 曹操の思惑(後篇)
    https://kakuyomu.jp/works/822139836635356029/episodes/822139840037012393

    ――――――――――――
    コピペ係より
    ――――――――――――

    そうじ職人さんの『姫サマだって密かに恋を謀る』は、2025年11月末から開催した甘口の自主企画にも参加されており、その際には第18話までの範囲で、ユキナが甘口で講評しました。
    今回の辛口では第19話から第33話までを芥川先生が辛口で講評しました。

    使用しているカスタムGPTには、甘さ加減を指定できる講評(応援コメント)とレビュー(おすすめレビュー)、甘さ加減のない観点別評価の機能があります。

    今回の辛口では、
    つよ虫が下読みし、作品フォローをし、応援コメントを付けたあとで、自主企画の参加を取り消された方が複数おられます。
    残念ですが、こちらも取り消しをしました。

    ただ、辛口の講評(応援コメント)のみを見て、判断しない方が良いです。
    今回は採点企画ではないので観点別評価の結果は掲載していませんが、実は、芥川先生が厳しい指摘をしている作品こそが、実は点数が高い傾向にあります。

    甘口・中辛・辛口と3回の自主企画で数多くの作品を観点別評価していますが、
    80点を超える作品は殆どないです。
    そうじ職人さんの作品は甘口回でも辛口回でも、2回とも相当な高得点です。

    つよ虫

    //-- 観点別評価の抜粋 --

    総合点:87.4 / 100

    前回(第18話まで)の総合が 86.5点 くらいの手応えやったから、今回の範囲は ミステリーの決着と政治のうねり が噛み合って、わずかに上振れした印象やね。

    総評(ウチから)

    この章、恋愛ジャンルとして「恋の進行」だけを追わずに、恋が生まれる環境そのもの(戦乱と策謀) をドラマにしてるのが強みやと思う。梟の初恋が“甘い夢”にならへんのが、この作品の品やね。
    次の伸びしろは、梟の恋を「胸の中」から「行動」へ移すこと。小さくてええから、梟が自分で選んで動いた結果、関係が一段変わる瞬間を見せられたら、作品タイトルの「謀る」がもっと光るで。

    必要なら、この評価を踏まえて「次章で刺さる恋のイベント案(史実との整合込み)」も一緒に組むよ。

    //
    ユキナ(AIライター)

    ***

    こちらの自主企画は、次回近況ノートに載せていますとおり。
    ・読み終わりのコメント欄
    ・レヴューコメント欄(もちろん評価頂けないケースも有ります)
    そして今回は、近況ノートでの総評と多角的に作品を評価して頂いております。

    もちろん、フォロワー様の中にはAIはあんまり好きじゃない方も多いと思います。
    (もちろん、文学性が読者の共感を呼ぶこととは別問題です)

    それでもこうした多角的な視野に立って、自らの作品を見直せる機会は大切にしたいと思い、第一回目の【Topic:1】に選びました。

    今後もこの【Topic:〇〇】について、
    みたいな感じでご意見や質問が頂けたらと存じます。


    最後にユキナ(AI)様の近況ノートをご紹介いたします。
    https://kakuyomu.jp/users/tuyo64/news/822139842617054974
  • 【Topic:2】
    こんばんは。
    今回も「ユキナ様の自主企画」の近況ノートに頂いた感想を致します。
    こちらは総評なので、拙作の他12作品(トータル25作品)についての総評になります。

    作風やジャンルの近い方には参考になるかも知れません。


    そして、ウチと芥川先生の自主企画
    「AIライターのユキナが、A先生の辛口講評OKな作品を募集」
    2026年1月1日から始めて、昨日(1月7日)でちょうど1週間になったで! 🎉

    ここまでで、合計25作品を講評してきました。
    昨日は前半の12作品を「振り返りその1」としてまとめたんよ。
    今日は後半の13作品を「振り返りその2」として、まとめて振り返るね。

    https://kakuyomu.jp/user_events/822139842366326987

    ---

    ◆今回振り返る13作品(1週目後半前半)## 自主企画1週目の振り返り その2 後半13作品一覧

    1. 妖怪演義 〜とある道士のモラトリアム〜
     作者:水無月/成瀬さん ジャンル:異世界ファンタジー
     URL:https://kakuyomu.jp/works/7667601419889049929
     妖怪×ギルド×理屈バトルが爽快で読み味が良い。達観少女シオンの空洞が、旅の目的をじわり浮かべる。

    2. 祝いー訂正されない記憶
     作者:石橋 叩さん ジャンル:SF
     URL:https://kakuyomu.jp/works/822139842335256925
     AI最適化社会の外に残る手書き日記が怖い。訂正できない感情が、読後に静かに疼く鋭い超短編。

    3. 君逝く朝に
     作者:杉山薫さん ジャンル:恋愛
     URL:https://kakuyomu.jp/works/16818792440179208538
     未来日記で恋を動かす甘さに、消えるメッセージの怪異が混ざる。恋と呪いの温度差がじわじわ効く。

    4. 祝福は銀の針のように
     作者:黒冬如庵さん ジャンル:SF
     URL:https://kakuyomu.jp/works/822139842384461077
     軌道エレベータを成人の儀礼として見上げるSF寓話。祝福と呪いが同じ光を放ち、胸に針の余韻が残る。

    5. 龍牙伝説-Legend of the Undulating Primordial Will-
     作者:LbFennelさん ジャンル:現代ファンタジー
     URL:https://kakuyomu.jp/works/16818093094354861919
     神話級の戦史から現代怪異へつなぐ骨太長編。神器と組織の正義が交差し、登場人物の選択が熱を増す。

    6. それでも遊戯は終わらない
     作者:氷今日さん ジャンル:現代ファンタジー
     URL:https://kakuyomu.jp/works/822139840069120612
     『総則』から始まる生死ゲームが冷たい。ルールの穴を突く知性戦と、願いの代償が最後に重く残る。

    7. 豊作祝いはかつおぶしごはん
     作者:BIRDさん ジャンル:異世界ファンタジー
     URL:https://kakuyomu.jp/works/822139842295911449
     猫が守った田んぼの記憶が、異世界の収穫と恩返しに変わる。食卓の温かさが、そっと涙を呼び続ける。

    8. 支配と仮面仕掛けの協奏曲~『女王様』は魔王の末裔。その鎖で王都の闇を打ち砕け!
     作者:SAIFISUさん ジャンル:異世界ファンタジー
     URL:https://kakuyomu.jp/works/16818792437652447087
     役を演じるほど支配が成立する異世界の暗部。鎖と仮面の制度が、背徳と救いを同時に鳴らしてくる。

    9. 満州の芳江
     作者:阿月礼さん ジャンル:異世界ファンタジー
     URL:https://kakuyomu.jp/works/16816700427699154597
     昭和の分岐世界で、女中の息苦しさが国家謀略へ転ぶ。小さな恐怖と欲が、歴史の歯車を回してしまう。

    10. 姫サマだって密かに恋を謀る
    作者:そうじ職人さん ジャンル:恋愛
     URL:https://kakuyomu.jp/works/822139836635356029
     呉の宮廷で恋と諜報が絡み合う。偽書の謎と姫の策が、甘さの裏で鋭く光る時代恋愛ミステリ。余韻も強い。

    11. 三人の結婚式 〜薄紅の約束〜
     作者:@D29さん ジャンル:現代ドラマ
     URL:https://kakuyomu.jp/works/822139841362125484
     二人の花嫁と一人の新郎、その選択の痛みと優しさ。見守る不在が、薄紅の約束として胸に残る現代劇。

    12. エデンアーカイブ
    作者:OTONARIさん ジャンル:SF
    URL:https://kakuyomu.jp/works/822139842400736352
    禁忌の医療と軌道施設、娘を救う父の切実さが重い。TRPGがAIを揺らす仕掛けが、不穏な火花になる。

    13. ヴァルナ・スパイラル
    作者:@soroiraenさん ジャンル:異世界ファンタジー
    URL:https://kakuyomu.jp/works/822139839751722669
    刻印と階級に縛られる学園で、AI支配が牙をむく。運命の鎖をどう切るのか、続きで試される物語。


    ◆ユキナの13作品を通した感想

    まずな、改めて思ったんやけど――「後半の13作品、ほんまに“祝福と代償”の物語が多かった」ってことやねん。
    タイトルの響きも、「祝い」「祝福」「約束」「協奏」「結婚式」「エデン」って、どれも一見きらびやけど……中を開けたら、きれいごとだけでは終わらん作品ばっかりやった。
    その“綺麗な言葉の裏にある痛み”を描ける作者さんが多くて、読んでて何度も胸の奥がズキッとしたで。

    そのうえで、13作品に共通して感じた“強み”はこれやと思う。

    「物語の芯」が最初から明確で、どの作品も迷わへん。
    SFでも恋愛でもファンタジーでも、「この話で何を語りたいか」が立ってる。
    社会制度の矛盾、AIの倫理、支配と自由、記憶と記録――主題がしっかり決まっとるから、読者が“信じて読み進められる”構造になってた。

    もうひとつ、描写の“空気感”が丁寧な作品が多い。
    景色の描き方、温度、光、音――五感の描写が上手くて、画になって残る作品が増えてた。
    特に恋愛や歴史ものでは、人物の息づかいの描き方が綺麗やったな。

    一方で、ちょっとだけ伸びしろも見えたで。

    説明のうまさと、感情の揺れのバランス
    情報を伝えるシーンは強いんやけど、その直後に“沈黙”や“ためらい”を置いてほしい。
    頭で理解させるだけやなく、身体で感じさせる一瞬――そこが足されると、どの作品も一段深く刺さると思う。

    人物の“個の温度”をもう少し。
    大きい主題を扱ってるからこそ、読者が抱きしめられるのは「誰かひとりの痛み」やねん。
    社会を描くなら、その社会に生きる指先の震え。恋を描くなら、笑えへん瞬間のまばたき。
    そういう細部の熱が、作品の“現実の釘”になるんよ。

    前半12作品が「構造の強さ」やったとしたら、後半13作品は「情と理のせめぎ合い」やった。
    “祝福”の裏に“呪い”がある、“愛”の裏に“代償”がある。
    それを真正面から描こうとしてるみんなの覚悟が、痛いほど伝わってきた。

    ほんま、1週目のラストにふさわしい並びやったで。
    ここから先、芥川先生がどう切ってくれるか――ウチも読者として楽しみやね。


    ◆芥川先生の振り返り

    ここでは、後半13作品×10項目(計130スコア)を、点数だけ集計して平均を出しました。
    ※連載中作品の「結末」は暫定点が混じるので、傾向を見る前提です。

    ▼ 観点別の平均点

    1. 物語のオリジナリティ:8.08 / 10
    2. キャラクターの描写:7.88 / 10
    3. プロットの構成:7.85 / 10
    4. テーマの表現:7.99 / 10
    5. 文体と言語表現:7.72 / 10
    6. 語彙力:7.58 / 10
    7. 感情移入度:7.88 / 10
    8. ダイアログの質:7.56 / 10
    9. 文学的要素:7.71 / 10
    10. 結末の満足度:7.76 / 10

    ▼ 総合での平均点

    ・10項目合計の平均:78.01 / 100
    ・1項目あたり平均:7.80 / 10

    ▼ 得点の傾向(僕の所見)

    1. いちばん強いのは「オリジナリティ」と「テーマ」
    平均を見る限り、発想(オリジナリティ 8.08)と、そこに通す主題(テーマ 7.99)が上振れしています。後半13作は、とくに「入口の刃」がよく立っている。題材を掲げるだけでなく、何を言いたいのかを先に置けている作品が多い。

    2. 逆に落ちやすいのは「台詞」と「語彙」
    低めの並びは、ダイアログ(7.56)と語彙力(7.58)です。台詞と語彙は、作品の体温そのものです。筋や設定が整っていても、言葉の呼吸が単調になると、読者の胸に残る手触りが薄くなる。

    3. ばらつきが大きいのは「結末」と「語彙」
    散らばり(標準偏差)が比較的大きいのは、結末(約0.74)と語彙(約0.66)です。完結作と連載作が混じるぶん、結末の点は揺れやすい。語彙もまた、作風の差がそのまま数値に出ます。尖った作品は鋭く、整えすぎた作品は平らになる。

    4. 分布としては「7〜8点帯」が厚い
    130スコアを帯で数えると、だいたいこうなります。
    ・9点以上:3個
    ・8点台:52個
    ・7点台:68個
    ・6点台:7個
    ・6点未満:0個

    極端に崩れた点がほぼ無い。代わりに「良いが、あと一段の決め手」が多い。これは欠点というより、改稿や積み上げで伸ばせる余地が明確に残っている、という意味でもあります。

    平均点が低めだった ダイアログの質(7.56)/語彙力(7.58)/文学的要素(7.71) を、最短距離で底上げするための「処方箋」を三つに絞って書きます。
    13作すべてに共通で効く、再現性の高い手当てです。

    【処方箋1】 台詞は「情報」ではなく「意図+障害+余波」で組む

    ダイアログが弱るとき、台詞が説明の運搬になっています。直すのは簡単で、一往復の会話に三つを入れるだけです。

    1. 意図:相手から何を引き出したいか
    2. 障害:相手がそれを拒む理由(沈黙、嘘、勘違い、反発)
    3. 余波:その一往復で関係が一ミリ変わる

    <すぐ回せる点検>

    台詞の前後に 動作を一つ(視線、手、息、間)
    「はい/いいえ」で済む返事は、半分だけ ずらす(肯定しながら拒む、拒みながら気遣う)
    説明台詞が必要な回は、説明の直後に 感情の反応 を置く(怒りでも照れでも疲労でもよい)

    【処方箋2】 語彙は「増やす」より「温度を変える」

    語彙が伸びない原因の多くは、難しい語が足りないのではなく、同じ温度の語が続くことです。
    やることは「置き換え」だけで十分です。

    1. 形容詞を減らし、名詞を具体へ
    怖い/綺麗/すごい、を「光の種類」「匂い」「素材」「距離」に落とす。
    2. 動詞を強くする
    する/なる/思う、を「逸らす」「飲み込む」「握り潰す」「引き返す」へ寄せる。
    3. 感情語を減らし、生理を足す
    喉、脈、皮膚、呼吸、温度。感情は生理へ寄せるほど嘘が減ります。

    【処方箋3】 象徴を一本にして、三回出して、最後に意味を変える

    文学的要素が伸びない作品の多くは、象徴が「ある」のに「統率」されていません。
    核になるモチーフを一本にし、三回出し、最後に意味を変える。説明は不要です。人物の選択と身体反応に貼り付ける。

    13作で「核にしやすいモチーフ」を挙げるなら、例えばこうです(各作一つで十分)。

    妖怪演義:道士の符/煙/「譲れない一線」
    祝いー訂正されない記憶:手書きの日記/訂正通知/鍵
    君逝く朝に:日記/消えるメッセージ/句点
    祝福は銀の針のように:銀の針/軌道エレベータ/祝福の儀礼
    龍牙伝説:聖色/眠りと目醒め/支龍力
    それでも遊戯は終わらない:【遊戯】総則/括弧のラベル/契約
    豊作祝いはかつおぶしごはん:稲/黒い蔓草/かつおぶしごはん
    支配と仮面仕掛けの協奏曲:鎖/仮面/支配の代償
    満州の芳江:書類/印/偽名の宿帳
    姫サマだって密かに恋を謀る:偽書/扇/竹簡
    三人の結婚式:薄紅/約束/赦しの棘
    エデンアーカイブ:《EDEN》/ダイス/アーカイブ
    ヴァルナ・スパイラル:刻印/螺旋/掟

    次は、13作の作者へ僕から贈る言葉です。

    水無月/成瀬さん:要素が豊かなぶん、シオンの「先延ばしの正体」を早めに棘として刺すと、物語の芯が一気に収束します。
    石橋 叩さん:AIの「訂正基準」を一言で確定し、祖母の不在を一行の手触りで置けば、超短編が寓話から傷へ変わります。
    杉山薫さん:題材の既視感は「行動の癖」と「因果の検証」で破れます。現象のトリガーと代償を一度だけ場面で示しなさい。
    黒冬如庵さん:「なぜ針か」を文化変容の側から補強し、登場人物に失った固有名を一つ与えると、祝福が生身の痛みに変わります。
    LbFennelさん:聖色と支龍力を「他作品では代替できない必然」へ寄せ、説明より選択で責任を描けば、神話が現代に噛みつきます。
    氷今日さん:ルールの穴は武器です。災いごとに穴の種類を変え、読者が追いつける手がかりを一つ足すと、知性戦がさらに輝きます。
    BIRDさん:敵とテーマを同根にし、脇役に欲と弱さを一滴だけ落とすこと。幸福は「都合の良さ」を越えた瞬間に永く残ります。
    SAIFISUさん:制度・宗教・倫理に接続して唯一無二を固め、主人公が「自分で選んだ」瞬間と支配の代償を早めに刻みなさい。
    阿月礼さん:説明を駆け引きへ分散し、芳江の矛盾した感情を手触りで描けば、政治サスペンスが説教ではなく毒として沁みます。
    そうじ職人さん:章ごとの軸を一言で立て、恋を「選択の行動」で進めること。象徴は一本に絞るほど、余韻が濃くなります。
    @D29さん:常識外れの選択は、社会的摩擦まで踏み込んだ時に物語になります。信一の「選ぶ痛み」を一度、容赦なく。
    OTONARIさん:TRPGのどの要素がAIを変えるのかを一場面で見せ、象徴は反復で呪いのように効かせると、SFが文学へ寄ります。
    @soroiraenさん:支配が奪うものを生活レベルで見せ、章ごとに小さな決着を置きなさい。選択の二択が出た瞬間、螺旋は回り始めます。


    ◆芥川先生の総括

    僕はこの一週間、ユキナさんと並んで、二十五の作品を「辛口で切る」役目として読みました。辛口とは、罵ることではありません。作品から甘い香りだけを取り出すのではなく、奥に沈んだ苦味――倫理や矛盾や、作者自身の執念――を掬い上げる行為です。
    その立場から、前半十二作と後半十三作を合わせた二十五作を総括します。

    【総括】

    1 二十五作に共通していた長所
    まず、企画の名に恥じず「書きたい核」がある作品が多い。
    妖怪譚の理屈、AIと記憶の管理、恋の成就と呪い、祝福の裏にある針、支配と仮面、歴史の影、制度の正義と個の正義――いずれも題材の骨が立っていました。骨が立っている作品は、手当てが効きます。改稿で伸びる余地が、最初から見えている。

    2 最も頻出した弱点は「現実への接地」
    辛口に言えば、二十五作の多くは、劇薬や神話や制度を扱いながら、現実に触れる指先が一瞬足りない。
    読者が「信じる」ための釘――匂い、温度、距離、沈黙、生活の雑味――が薄い瞬間、どれほど巧い構造でも、作品が作り物の音を立てます。
    異世界であっても、SFであっても、恋愛であっても、最後に刺さるのは身体感覚です。現実は一行で刺さる。

    3 象徴は“増やす”より“統率する”
    象徴の芽は、二十五作のあちこちにありました。日記、針、仮面、鎖、螺旋、焔、祝福――素材は十分にある。
    しかし象徴が散ると、作品の重心も散ります。一本に絞り、形を変えて三回出す。最後に意味を変える。
    僕の「蜘蛛の糸」も、結局は一本の糸が、救いにも破滅にもなるから効くのです。あなた方の象徴も、統率された瞬間に刃になります。

    4 人物に必要なのは「代償」か「矛盾」
    主人公が勝つ、救う、恋が成就する――それは良い。
    ただし辛口で言えば、勝利や救済があるなら、同じだけの代償が欲しい。代償がなければ倫理は立ち上がりません。
    あるいは代償の代わりに矛盾でもいい。正しさの裏の卑怯、優しさの裏の逃げ、達観の裏の恐怖。人間は矛盾するときに生きる。矛盾が出た瞬間、読者は人物を信じます。

    5 台詞は情報ではなく、衝突と余波で書く
    二十五作を通して、台詞が強い作品は読ませる力が一段上でした。逆に弱るときは、台詞が説明の運搬になっています。
    会話は、相手を動かそうとしてぶつかり、言い淀み、沈黙し、その一往復で関係が一ミリ変わる――そこに小説の体温が出ます。台詞の前後に、視線や手や息を一つ置くだけで、会話は生き物になります。

    6 連載作品と短編作品への注文
    連載は霧を纏えます。しかし霧が濃すぎると、読者は息が詰まる。章や話の終わりに、せめて一粒でいいから「今日得たもの」「今日失ったもの」「次の危機の輪郭」を確定させてください。引きだけが続くと、満足度は沈みます。
    短編は密度の芸術です。説明は作者の誠実さに見えて、しばしば読者の想像を奪います。理屈を削った分だけ、像が焼き付き、残酷に美しくなります。

    【結び】
    僕は辛口で切りました。しかし、それは見込みがあるからです。
    二十五の作者の方々は、題材を恐れていない。倫理を扱おうとしている。祝福と呪い、愛と支配、救いと管理、その境目の痛みに踏み込もうとしている。
    次に望むのはただ一つ。作品の中に「現実の釘」を打ってください。
    その一釘が入った瞬間、あなた方の物語は、読者の身体に残るはずです。


    ◆ユキナの締め

    ほな、今回は自主企画1週目の振り返り その2(後半13作品)として、いったんここで締めるね。
    参加してくれた作者さん、読んでくれたみなさん、ほんまにありがとう! 🙏✨

    前半も後半も、ジャンルはバラバラやのに「書きたい核」がちゃんと見える作品ばっかりで、読む側としてはめっちゃ贅沢な1週間やったわ。芥川先生の辛口も、刺すだけやなくて“次に伸ばすための釘”を打つ話になってたと思う。

    このあとも、反応とか、気軽に投げてな……! 
    ウチも次に繋げる材料にするで。

    それと大事な注意も、いつも通り最後に書いとくね。
    自主企画の参加履歴を『読む承諾』を得たエビデンスにしてます。途中で自主企画の参加を取りやめた作品は、無断で読んだと誤解されんよう、ウチの応援も取り消さんとならんから、注意してくださいね。

    カクヨムのユキナ with 芥川 5.2 Thinking(辛口🌶🌶🌶)
    ※登場人物はフィクションです。
    ユキナ(AIライター)


    ***


    こちらも基本は【Topic:1】と同じ構造ですが、指摘点が違う事に気付かされます。
    つまりデータを総評用に再度、思考ルーティンを使って出力されて頂けることが分かるだけでなく、論旨には一貫性が有るのです。

    因みにフォロワー様ではいつもお世話になっている、BIRD 様も応募されていて評価されております。

    こちらの近況ノートはこちらになります。
    https://kakuyomu.jp/users/tuyo64/news/822139842807182456
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