私の学科は本来今週末に実習があるのだが、友人と代わってもらい5/16から金沢に滞在した。今は帰りのバスの中である。今回の旅の目的はindigo la Endの15周年ライブである。私は川谷絵音が大好きで、indigo la Endをちゃんと聴くようになったのは中3くらいからなのでどちらかというと新参者だが、今回の藍のすべては非常に楽しかった。何より演出が凝っていたように思う。驚いたことに、indigo la Endは真っ暗な中、白い光で照らすだけに画になってしまう。愛の逆流のMVを想起させるからなのであろうか分からないが、単純な仕掛けでも世界に引き込まれるというのに、歌詞に合わせたライトアップがあり更に詩に引き込まれるような演出であった。大学から連れて来た友達も大変楽しんでくれたようで満足である。
金沢に来たから、先日の長崎大学の実習で知り合った金沢大学生に連絡を取ったところ、昼食を共にすることになった。数ヶ月の再会であり、近況報告で盛り上がりつつ、金大生の定番のあげはという海鮮定食屋に連れて行ってもらった。そこのご夫婦がまた愉快な方々で、人気店なのに珍しく空いていたということもあり隠していた大トロを提供してもらうという特大サービスを受けることができた。口下手な私がそんなご厚意に与れたのは、きっと金大の友人の話し上手なお陰であると思う。人情に触れて、益々人脈の大切さを痛感した。
私の将来はどうなっていくのかは全く分からないが、沢山の素敵な人々を参考に、自分の生活が安定するような道を選べたらと思う。周りから色んな良い刺激を受けているので、どんな形でも感謝を示していかなければと思う。これは形式的にでもやるべきという、ある意味道徳に縛られた義務なのかもしれないが、自分の性質に従えば結局はそういう選択を進んで取ることになるだろう。私は無知で、無力で、他人に頼りっぱなしになってしまうことが多い。というより、これまでの20年間全てを外部に依存してきたと言っていい。それ故に自分のからっぽさに恨み言を言う場面はあったが、やはり環境が恵まれすぎているための贅沢病のように思われる。良縁を保ち続けるために、少しでも関係を継続させていけたらと思う。
金沢最高!