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この度、連作長編『土蔵』を書き始め、第一話をnoteにて公開いたしました。
今作のテーマは「私宅監置」。
かつて日本の旧家に存在した、家族を土蔵に隔離するという過酷な制度の記憶を辿る物語です。大正から現代まで、一棟の土蔵に堆積した「四つの時代の孤独」を、二万文字の連載で描き切ります。
第一話「楔(くさび)」は、檻を構築する建具師の視点です。
職人としての矜持と、誰かの自由を奪う装置を作っているという罪悪感。その葛藤の中で打ち込まれた一筋の釘が、百年にわたる沈黙の始まりとなります。
物語を貫くのは、深淵へと墜ちていく「音」の記憶。
純文学的な筆致で、静謐かつ冷徹に、人間の闇の深淵を抉りたいと考えています。
「note創作大賞2026」への応募作品でもあります。
一話1,000文字程度の連載ですので、隙間時間などにお読みいただければ幸いです。
♪ Borderlineー鬼束ちひろ
https://note.com/sora8198/n/n9aed61499277?app_launch=false