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086

西へおよそ12キロメートル。以前、防壁とアンテナの設置護衛でこの道を何度も往復した記憶が、今も鮮明に残っている。当時は荒野を切り開くようにして進んだ道が、今ではすっかり踏み固められ、轍の跡さえ消えかけていた。

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