小学館から刊行された『特定しないでください』ですが、この週末に多くの方にお買い上げいただけたようで、SNS上には感想も多く載せていただいております。
で、どうやら概ね好評のようです。
批評家の佐々木敦先生にもお褒めいただいていますので、帯の強力な推薦コメント陣に加えて、より購入する上での安心感マシマシとなっております。
一般文芸というのは発売前後に強力なプッシュが得られないというジャンルでございまして。
書評が出たり、バズったりして初めて編集部や営業部がじゃあちょっと推してやるか……となり、賞を獲ったりランキング上位に入って本腰を入れてプッシュしてもらえるものらしいんですよね。
売れるためには売れなければいけない茨の道。
ちなみにライトノベルは書店店頭の棚の入れ替えペースが早すぎて、初速の売り上げで重版、続刊が決まるから発売前の時点でもう発売から一か月間のプロモーションの仕込みが終わっているし、基本的には全作品プッシュして、売れたらそれにさらに力を入れるというシステムらしいです。
読者が多い強いジャンルならではって感じがします。
そんなわけで売れっ子でもなければ、色んな版元を渡り歩く根無し草作家の私みたいなもんは発売時点では基本的に何か宣伝施策というのは打たれないので、皆さんぜひとも感想をSNSに投稿したり、他の方の良い感じの感想をRPしたり、ネット書店のレビューで高評価を付けたりと応援していただけると助かります。
ではでは。