いつも読んでくださり、ありがとうございます。
このたび、通院モグラ先生より
『mourning right』にレビューコメントを頂きました。
『死と再生の臨界点に射す、名もなき“朝”の光』
https://kakuyomu.jp/works/7667601419832745598/reviews/822139842064779762 通院モグラ先生には、以前『noncoding luminescence』にも深いレビューを頂いており、今回もまた目を留めてくださったこと、心より感謝しております。
先生のレビューやコメントを拝読するたびに感じるのは、その選球眼の鋭さです。
物語の中から、私自身もまだ言語化できていなかった核心を掬い上げ、再構築しながらも、その言葉が作品の空気や鮮度を損なわない。
「霧の中を歩くような読書体験」
「ページをめくるたび、朝が近づいてくるのではなく、夜が深まっていく」
「指先に光の余韻が残っているような」
読み解きであると同時に、読解そのものがひとつの表現として成立している。
そんな文章に出会えることは、稀有なことだと思います。
先生と作品を通して出会えたことを、静かな幸福として受け取っています。
◇
あらためて、通院モグラ先生の御作品をご紹介させてください。
『Eden』
https://kakuyomu.jp/works/16818622175811038033 戦場医療の最前線で、「命を救う」ために戦う者たちを描いた作品です。
「生」と「死」が同居する極限の現場が、超緻密で正確無慈悲なディテールと距離感で描かれています。
しかも、キャラクターがカッコいいし、とても人間的に愛らしくてキュートです。
先生の作品を読むたびに、言葉と向き合う姿勢そのものを正されるような思いがします。
通院モグラ先生、
このたびは本当にありがとうございました。