こんにちは、しまえびです。
「封印されし魔女、四千年後の世界を歩く」が無事完結しました!
皆さまのおかげで一時低迷していたPVも、後半は持ち直して多くの方々に見てもらえました。
本当にありがとうございます!
さて、完結したので少し語ってみます。
まだ読まれていない方は読んだ後に帰ってきてください(笑)
あと、皆さまのお気に入りの街があれば、コメントで教えてくださいね!
まずこの作品を書き始めたきっかけについてです。
皆さま日々日常生活に追われて大変な毎日をお過ごしではないでしょうか?
そんな中で、旅をしたい!ゆっくりしたい!とお思いになられたことはありますかね。私はよく思っているので、ほのぼのした旅作品を書きたいなと思い執筆を始めました。
ルシアには全部で23箇所色々な街へ行ってもらいましたし、一期一会でその街の住人との会話を大事にしました。
ごちゃごちゃしても……と思って、登場人物は基本ルシアのみにしました。
タヴァス、ノア、ミラのような再登場キャラもいますが、基本的にはほとんど一人旅にしました。
ルシアは基本的に私と同じような性格です!笑
来るものは拒まず、去るものは追わず。
冷たい態度をとるとか、人付き合いが嫌いというわけではない。
すごく書きやすかったです。
そして、旅の大きな目標として、自身が封印されてからの四千年の記憶や記録を旅して発見するというのがあります。
しかしこれは、必死に探すようなものでもなく、のんびり気楽に探せたらラッキーくらいの感覚ですね。
ゆったりと現代を旅して、その中で過去を探していく。この心地よい温度感を大事にしたつもりです。
「全ての人が魔法を持つべき」という思想は当時は受け入れられませんでしたが、四千年の歴史の中で受け入れられてきました。
この時代の流れ、どんな歴史を辿ったのかについては本編では曖昧にしています。
一応私の頭の中では年表があり、それに基づいてどう広がってきたかの構想はざっくりあります。
でも、そんなに皆さま気にしてないですよね?
PVとか♡を見ると、その真相に迫っていく回といいますか、歴史を辿る回は伸びてないんです!笑
つまりはそういうことです……それよりもほのぼのと街を旅している方がいいってことですね。わかります。
なのでほとんど省いて旅作品にしました。
実はこの作品、3部構成で考えていたんです。
1章は現代の価値観に触れる、2章は意思や思想の巡りについてでしたね。
最後に意思の伝承として、どのように伝わったのかを主目的としつつ、ミラのその後、ノアの成長した姿を交えつつ、この二人のバッティングする街のエピソードなんかも考えてました。
でもこれ以上続けていくのも長すぎるし、そこまで引っ張って書いていくのも違うのかもと思いました。
なのでここで完結とします!
……ないとは思いますが、あまりにも続きの声が大きいとか、私の一番伸びてる作品「綾の色づく日々」を大きく超えるような評価になったりしたら書くことを約束します。
旅作品なので、続きを感じられて読者がその後を想像できる今のままで私は満足しています。
長々と語ってしまいました。
ここまで読んでくださった方、並びにこの作品を楽しんで読んでくださった方に改めて感謝いたします。
本当にありがとうございました。
また次の作品でお会いしましょう!
今後ともよろしくお願いします!