こんにちは、しまえびです。
いま9月から連載を始める新しいTS作品の推敲をしているんですが、ふと自分自身どんなTSが好きなのか考えてみました。
今まで書いてきたTS作品は現代ドラマの「綾の色づく日々」「Vtuber星霧メルナは普通のTS大学生」、異世界ファンタジーの「このTS聖女、魔法少女につき」の合計3作です。
まず、全体を通してみてみると割と大多数のTS作品(私調べ)に見られる「TSした後の肉体面の変化」に対するアプローチがどれもほぼないです。女性に変化した戸惑いや性的な興味などですね、これらは全く書いていません。
なので、私は特にTS作品の中にこのような描写は求めていないのでしょう。
もちろん「それが魅力なのに!それを書かないならなんでTSするんだ?」という意見もあるかと思います。
そこでなぜTSさせるのかを考えてみました。
それはですね……「主人公の戸惑い」ですよね。男から女へと変わり、人間関係や恋愛観、自分のこれまでの価値観などが180度変わるわけですよ。
恐らくそこに魅力を見出しているんだと思います。
このあべこべな性に対して苦しみ、向き合っていく姿勢がそれはもう…
あまり言うと引かれるのでこの辺でやめます…。
だからこそ、TSしたことに関してではなく、TSしたあとどう生きるのかに焦点を当てた作品を書きたいんだと思います。
これって私が探した限りでは、そんなに多くないんですよね。
というわけで、性描写や肉体的な戸惑いを書かなくてもTSさせる意味はあると私は考えます。
9月からの連載作品はのんびり旅に出る系の現代ファンタジーです。
ゆっくりと連載していくので応援よろしくお願いします!