今書いている『魔女と魔薬と“禍ツ喰い”』についてです。
現状7万文字まで来ているので、このままいけば確実にカクコンに出すことは出来ます。ですが、なんとも言えない感覚に襲われている昨今。
つまらない。と言うわけではないのです。
書きたいことを書けているとも思います。
自分の筆力不足で伝えきれていないと言うこともないですし、プロットからの逸脱もあまりないです。寧ろあとから「これは伏線になるな」とか「こうした方が面白そうだ」と考えて付け加える余裕すらあります。
つまり当初考えたプロットよりはるかに本文の方が面白いのです。
しかし、これは……
「読者が読みたいものじゃあない」
そう言う感覚があります。
前向きではなく、後ろ向きなハッピーエンドだったり、ハッピーでもバッドでもないエンドだったり、私の作品は「なんとも言えない」ものが多いです。
特に短編は。
今回は短編連作なので、もしかしたらそれが原因かも知れません。
盛り上がりをちゃんと作れていない気もするんです。
実際はそんなこともないとは思うんですけどね。だってこれ以上盛り上がる部分入れていったら、ページ数がアホほど伸びちゃいますし。
でもだからこそ、予定調和的な盛り上がりで止まってしまっている感じもあるんです。
書けば書くほど不安になる。
こんなことは初めてです。
神斬一花編
檻薙唯輪編
言林琴音編
種間知美絢編
業沢亜希乃編
魔宮都瑚編
この6つの物語から成る小説の、今、種間知美絢編を書いているところです。
この種間知美絢編は、スナイダーの15ビートで言うところの『おたのしみ』の最終でもあります。
今回は三幕のミッドポイントよりあとを少なくして、その前を長くしようと思って書いたので、4章なのにまだ二幕の前半なわけです。
もしかしたらこれも不安の原因かも知れませんね。
『おたのしみ』が長いから読者も嬉しいよねと思って書いたはずなのに中弛み感が出てしまっていると言う。そう言うことなのかも知れません。
業沢亜希乃編に期待です。
魔宮都瑚編は今からでも感動出来る気がしているので大丈夫なのですが、業沢亜希乃編でしっかりスイッチしてくれないと、多分小説が終わります。
逆に言えば、業沢亜希乃編でしっかりスイッチさえ出来れば、小説全体の流れがわかるので、書き終わったあとにどういう改稿をしていけばいいのか明確になります。
だからとりあえず、なんとしてでも明日、種間知美絢編を終わらせます。
多分3000~4000文字で終わると思うので、不可能ではないです。
こんな弱音を近況ノートに書くのもおかしいですが、なんか初めての感覚だったので、記しておこうと思いまして。