冴木さとし＠低浮上

第２回カクヨムWeb小説コンテスト恋愛部門《特別賞》受賞 『初恋ダイアリー』より改題の上、2018年4月19日KADOKAWAより刊行されました。 ************ …

渚が愛犬のムサシを連れて海辺に散歩に行くと、一心不乱に砂浜を掘る怪しい男に出会った。話を聞くと大事な物を失くしたという。 二人は微妙に噛みあわない会話をしながら、一緒に探し物をす…

ワタシことハマハマ、人生初のエッセイです。 ――エッセイってこんなんで良いのか？ 妻への愛、妻との馴れ初め、妻との日常を赤裸々に晒します。

平和主義で戦闘能力を持たない、丸くてモフモフで好奇心旺盛――最弱とも呼べる一匹の魔物は、とっても甘えん坊だ。 生まれてすぐに訪れた命の危機を、人間の少女に救われ友達になった。七…

　滝戸左膳は、質屋を表稼業にした殺し屋だ。贋金作りで打首になった武士、滝戸弾正の庶子として闇に浸った道を生きてきた。 　ある晩、左膳はいつものように鉄の狐面をかぶり、短刀村正で…

【カクヨムコン９短編に応募予定】 他サイトでカクヨムコン用に温めていたものと他作で書こうとしたイメージ（神様がくれた五分間）を組み合わせて改稿しました！それって温まってないので…

現実なのか？夢なのか？過去を紐解く先に見えて来た悪夢の存在は？

グラン公爵家令嬢シャルロッテは、幼いころに婚約した王太子と結ばれたが、全く身に覚えのない罪を着せられ処刑台に送られてしまう。 貴族の矜持を保って無実の罪とて潔く受け入れたシャル…

ゆあんさんの自主企画「筆致は物語を超えるか」参加作品です。 https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054891743810 去年「明日…

白井亜紀は、カトリック系の暁の星学院高等部に編入した。 そこで出会う気になる男子、部活仲間、ちょっと恋敵、あこがれの教師、美大浪人生——。 仲間に、その手をひっぱられるように亜…

創作論や自分が見た作品についての感想など書いていきたいと思います。

現代日本で死に、異世界に転生した少年、ティーパ。 女神が彼に与えた才能（ギフト）は、〝下着喰らい（パンツイーター）〟だった。 それは、一日に三枚のパンツ（脱ぎたてなら一枚でO…

　明石正孝（あかし まさたか）は、ミステリー研究会に所属する大学生。そして僕は、ワトソン役の三上良郎（みかみ よしろう）。県警本部捜査一課の田中管理官は、明石に一目置いていて、た…

「世界樹ラシキルの宝珠はどこにあるのか！？」と行きつけの店、ススラン亭で日替わり定食を食べながらダントリトは息をまく。 「そのお宝はニセ情報も出回って、どれがホントかすら分からな…

Twitter(X)で「#私がやったら需要あるよってことを3つ上げよ」というタグが流行っていたのでやってみたら、なんとエッセイのリクエストを沢山いただけたので、折角なので纏めて書…

　誰が呼んだか暇堂。 『悩みは万（よろず）引受けます』 　そんな貼り紙と口コミだけで、案外と人はここを訪れる。 　都会のはしっこの吹きだまり。雑居ビルの一室で、今日も静かに時間を…

小学五年生の『私』は、正義の美少女戦士になりたかった。漫画のような転校デビューをしようと期待に胸を膨らませていたが、初日からまさかの漢字テストで０点。そのショックに追い打ちをかけ…

ランキングに影響する輝く星々、誰しも求めるその★を探し彷徨う人々の小さいお話しをオムニバスでお送りいたします。 ナンセンスギャグなＳＦ掌編のつもりです。ゆるい目で見てやって下さい。

桜 凛（さくら　りん）は調理師を目指す農業高校生。調理クラブの先輩から道具の手入れの大切さを叩きこまれ、研ぎの魅力に目覚める。大好きな恋愛シミュレーションゲームの二次制作をしてい…

幼馴染のユーリから「16歳の誕生日を迎えたら、冒険者になって村を出る」と突然告げられたラナ。 それならと自身も冒険者になる事を決意し、訓練を始める。けれど、残された期間は1年余り…

あらすじ 　トキソ国の騎士の娘のリーサ。彼女は王様に会うために王宮の女官を目指している。トキソ国では年に一度、朝駆けが行われる。リーサの父のガンジは一番乗りを勝ち取って王様に村…

地球上では、人間達により汚染物質が溜まり、また工業の発達による自然破壊、核燃料の限界、それらは地球の近未来を充分に考慮できる問題であった。人類の叡智は様々な物理学や化学力を生み、…

ルカ・アルフィスは不思議な夢を見た。 臨場感溢れる夢。ゲームという世界があり、それをプレイする過程が流れ続ける夢。途中までは興味を惹いていたのだが、唐突に自分が登場し、夢は悪夢へ…

冬の日の朝と昼と夜と。

目を覚ますと、白い壁の部屋にいた。 大きな窓を覗きこむと外は果てしない大海原だった。いったい誰が、何故、私をここに閉じ込めたのか。 私はこの白い牢獄から解放される日がくるのだろう…

小説を書くことについて考えてみた。 誰に読んでもらうともない、一年毎の活動の振り返り備忘録。 2020年４月から創作小説を書き始めての軌跡。

　会社で働くのが嫌になった俺は、貯金で軽トラとキャンプ道具一式を買って長野県Z市の山にキャンプに行った。するとそこが気に入ったので生活費や一軒家を建てるために必要なお金を稼ぐため…

毎年のカクヨムコンテストにて、筆者が日々苦闘しまくる様子が見られる……はずです。 お役立ち情報等はないですが、お祭りにはしゃいだり走ったり踊ったりしている書き手の観察が、なにかし…

見た物を写真のように記憶するフォトコピ―メモリー（映像記憶）を持つ主人公、双見現像は、美大の合格発表の日、駅のホームで神泉ましろと言葉を交わす。雪のチラつく駅のホーム。絵画の神童…

現代社会で刑事としてシリアルキラーを追い、ビルの屋上から転落した『敏腕刑事（本人評価）』獅子王朔（ししおう・さく）。 目覚めると、そこは中華風後宮。 彼は、皇太子の側室である…

　とある夏の日。 　当時六歳の主人公である　水無月　彩人は山の中で偶然美少女　街鐘　莉里を見つけ滝に落ちそうになっているところを助けた。 　それをきっかけに、二人は幼馴染となり家…

※カクヨムコンテスト10向けに改訂新版を公開しております。→ https://kakuyomu.jp/works/16818093089098193753 これから読まれる場合は…

「お前を俺の妹にする」 魔王ロビンのの一言で、妹となった人間の娘リィナは 彼と生活するうちに惹かれていく リィナはある日、魔王ロビンを封じている退魔の剣を引き抜き、その身体の中…

大輝の真実が紐解かれた時に恐ろしい現実が……。

やり込んでいたゲームの主人公に転生した。 と思ったのだが、周りの様子がおかしい。 ここは本当に俺の知っているゲーム世界なのか？ 調べてみるか。

大冒険がしてみたい。 ギャルに憧れるギャル未満――暇を持て余していた朝顔菊莉は、不思議な路地に迷い込む。 そこはなぜかずっと夜の世界。 道に迷い疲れ切った時、喋れる黒猫に出会った…

「お前を今日限りでこのパーティから追放する！」 　突然そんな言葉が向けられたのは、幼馴染で親友のロロ。 　突然の暴挙に反対するも、強硬な姿勢を崩さないリーダーのアルバートに嫌気が…

カクヨムコン最低文字数400字で書きました。 ショートストーリーです。 北国の大学で出会った彼女 不治の病におかされた彼女 彼女に本をプレゼントした彼 彼女の望みは好きな人…

カクヨムコンは夢への道しるべ そう思っていた去年のカクコン８ ★来ないよね。PV上がらないよね。 つらい・・・ データで自分の立ち位置を見てみましょう。 つらいのはあなただ…

【あらすじ】 地味で真面目な性格なのに、胸だけがやたらと存在感のある黒瀬リン（高校２年生）は、クラスでいじめに遭っていた。主犯は清白エリカ。彼女は美人で気が強く学園内でのカースト…

『かいわきらいですか』を改題、加筆修正したものです。 何気ない新聞の事件記事には、誰かにマインドコントロールされた殺人者と被害者による阿鼻叫喚の地獄絵図が潜んでいる。

怪奇現象や心霊現象に間違いないと相沢さんはいつものように騒ぎ立て、その人物を僕の所に連れてくる。今の平和なご時世に怪談話なんてある訳がないじゃない、と思って僕は毎日のように「却下…

今度こそバッドエンドのその先へ―― その昔、一夜にして湖上に現れたという巨大な王城。 大戦終結後、城は騎士魔法学園《アカデミー》へと姿を変え、過去100年に渡って名門の名をほし…

『レウクトラの戦い』でスパルタは敗北。ティリオンはスパルタ王女アフロディアを連れて逃げる。スパルタ王族を捜す、テバイとその同盟軍。しかし、同盟軍アテナイとコリントスには、スパルタ…

ローズは遥か昔、恋人を救うため自分の残りの寿命を愛する人に分け与えた。 代償にローズの魂は永遠に輪廻から弾き出されてしまう。 哀れに思った時の番人は、寿命を終える前に身体から抜け…

地獄の東部戦線に最恐のネームド航空魔道兵がいた。 煉獄のトロツキーグラード攻防戦で包囲網を食い破った作戦。その先陣を務めた少年兵。 合州連盟におけるコードネームは『殲滅のウリエ…

※後半が面白いです！ 《ネタバレ注意》 小説が一億部売れた主人公の唐崎風神丸。高校生になり、引っ越したはいいが手違いで声優の一ノ瀬小夜と同居することに。 通学するとそこに幼馴…

普通の高校生活。 始まりは予定通りだった。 ちょっとしたキッカケ。ちょっとした勇気。 ほんの些細なキッカケは僕の人生を変えていく。 どこにでもある出来事に偶然出会えた物語。 …

　進駐軍占領下の昭和二十二年。東京の下町に住む二十一歳の女性、横澤かつらは貧しいながらも弟の康史郎と助け合って暮らしていた。かつらは闇市の食堂で、酔いつぶれていた帰還兵の青年、京…