「引退した剣聖女に拾われた理由を、弟子の俺はまだ知らない」完結しました。
ここまで読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。
応援、星、コメント、PVなど、反応がひとつひとつ励みになっていました。最後まで書き切れたのは、読んでくださる方がいたからです。
この作品は、自分の中では少し意識的に書いたところがあります。
文章や見せ方はかなりWEB小説寄りに寄せました。読みやすさや、一話ごとの区切り、会話の運び、更新ごとに追いやすい流れは、これまでより強く意識していました。
その一方で、作品の芯に置いたものはかなり時代劇・文芸寄りでした。
強さそのものより、誰が誰をどう見るか。
剣の勝ち負けそのものより、その剣を誰に見てほしかったのか。
そういう承認や観察の話を、稽古、食卓、季節、手紙、沈黙のような静かな要素の中で積み上げる作品にしたいと思って書いていました。
派手な作品ではなかったと思います。
そのぶん、読者の皆さまに届くまで少し時間のかかる話でもあったと思います。
それでも追いかけてくださって、本当にありがとうございました。