◇ 経済人類学と栗本慎一郎氏の本『鉄の処女』
------------------------------------------------
鉄の処女 (書物)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『鉄の処女』(てつのしょじょ)は、栗本慎一郎による思想解説書。副題は「血も凍る現代思想の総批評」。当時のニューアカ・ブームに違和感を持った栗本が、ニューアカの旗手たちの思想等を解説・批評する。1985年にカッパ・サイエンスとして刊行。タイトルはヨーロッパの拷問器具、鉄の処女(アイアンメイデン)から。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E3%81%AE%E5%87%A6%E5%A5%B3_(%E6%9B%B8%E7%89%A9)------------------------------------------------ 経済人類学者の栗本慎一郎氏『鉄の処女』という本を18歳の時に読んだのが、僕の人生を決めてしまったのかもと思う。
この本を過去や現代の学者や偉人や思想をAゾーン(意識)とBゾーン(無意識)で記号論的に批評した本だった。
例えば、ユング(Aゾーン2、Bゾーン8)で、フロイト(Aゾーン8、Bゾーン2)と対照的だ。
栗本慎一郎氏は本を書き終わって、脳梗塞になって回復後に引退した後に、自分の中に数学者的な別人格がいたと発言している。
晩年、バジャールなどの宇宙人的な物との通信に言及したり、宗教や霊的な物に言及したりするのも無理はない。
沖縄的な「反少女」という不思議な秘密結社的な物の小説を書いたりしてる。
経済人類学者のカール・ポランニーやアーサー・ケストラーなどの東欧のユダヤ人調査でハンガリーに行ったりして、フリーメーソン左派だったエルンスト・マッハ(相対的認識論、後に相対性理論のベースになった思想やマッハという音速の単位にもなった物理学者)に言及したりして、そこら辺のコミュニティにアクセスした節もある。
アーサー・ケストラーは「機械の中の幽霊」という本を書いて、吸血鬼とフランケンシュタインにも関係するトランシルシルバニアと生命の謎を書いたりしてる。
「機械の中の幽霊」(ゴ-スト)は、今話題の攻殻機動隊の士郎正宗氏、押井守氏、僕の思想的な共通点だったりする。
アンドロイドに魂が宿る的な話である。
栗本慎一郎氏は学者だったのだけど、「縄文夢通信」などの日本のピラミッドのレイラインの本もあるし。
神秘主義者的な面もあった。
まだ存命だけど。
小説を書く事は、ユングが言ってた人類共通の『集合的無意識へのアクセス』で、ゆえに、多くの読者の共感を生んだりする。
漫画家の山田玲司氏などは動画で、村上春樹はこの集合的無意識を敵視していると発言したりしている。
「輪るピングドラム」も無意識世界が出て来る。
集合的無意識はある意味、人の深層の無意識なので、この動向によって世界が動いてしまうという事はあると思う。
それが、トランプやヒトラーなどの独裁者を生んでしまう危険も孕んでいる。
栗本薫とか、平井和正は、小説家は「言霊使い」、「自動書記」など、一種の霊媒師のような役割を持ってるのではないかと言う発言が多い。
半村良の小説も地下世界や異世界に行って来て、帰って来る話がしばしば出て来る。
宮崎駿も同じだ。
僕の小説もその辺りの影響か、やたらに地下世界や異世界に降りて行く話が多い。
出雲神話でも、地下世界は冥界であり、無意識世界のメタファーだけど、そういう世界に潜っていくのは、結構、集中力が必要かもねと思った。
やってることは、実は霊能者とかと同じだったりする。