バグで私の「死」が消えた!?
https://kakuyomu.jp/works/822139840567540531完結しました。27話。11万文字くらい。
最初の想定は3万~5万くらいだったんだけどな。
添付画像はアレクとリリア。二人はきっとこの先も手を取って歩いて行ってくれます。
さて。「悪役令嬢」「溺愛」「ざまぁ」をメインに据えて書き始めたこの作品。
できあがってみれば、「ざまぁ」はどっかに消えて「乙女ゲー転生」が入ってきましたね。
ところで溺愛ってなんでしょう。ちゃんと溺愛できてたかなあ。
■今回のお話
暗殺未遂事件の容疑者を入口に、断罪や死の回避をしていくという、ベースとしては王道だったのではないかなと思います。
そのために唯一の生存ルートを模索していくと、自分は死ねない身体だし、世界はひっそりと大変なことになってるし、本来のヒロインであるアリアは……みたいな壮大なことになってました。
実は、アリアをざまぁするのは良心が痛みました。いい子だよ彼女は。
それを回避しようとした結果がこれ。いや、より酷いんじゃという話もありますが。
今後、アレクはリリアの「死」にどう向き合うかを考え、ある決断を下してノアに怒られたりするけど。それはまあ、別の話。どこかでふわっと触れることもあるでしょう。
作品を書いている間にも設定はどんどん積み上がる。
器と星の仕組みに始まり、使われている理論、黒幕の思想、他のキャラクターの恋愛事情……裏で暗躍してたけど出てこない人も含めてたくさんの設定ができました。
■ちょっとした設定
例えば、「エルドリア王国は二本の大樹を擁する」と書いてました。
一本は国の中央部にある聖樹ルミナ。濾過された魔力が放出されるため、魔力が濃く、瘴気も薄い。
もう一本は国の東部にある禍樹アビス。濾過して残った物はここに送られる。そのため、周囲は瘴気が濃いめで魔物も多い。
アビスの周囲には樹海があり、そこには横断列車が通っていたり、その先は隣国との境目になる大峡谷があったり……その先は東方諸国。中華ファンタジーベースの龍華帝国。和風ファンタジーベースの葦原皇国。その間にある天瑛領(てんえいりょう)があります。
あと、リフィの種族である「仙人」は西で言うエルフと同義として扱っています。同じ長命種。東ではそう呼ばれる。
更に東の国、極東の葦原皇国はまた違った呼び名がある。
とか。
他にも、リフィの生まれはエルドリアだけど、祖父母あたりで天瑛領から移住してきた一家だとか。ノアには兄だけじゃなくて、コミュ力お化けの姉も居る。なんなら彼の雑対応にめげない司書の友人もいる。とか。
そんな感じの設定がたくさん埋まってるので、いつか続きやスピンオフも書けるといいな。
■エタメロ本来のストーリーとか。
主人公のアリアは、入学のため王都に向かう途中に迷い込んだ遺跡で、その防衛機能をうっかり壊してしまう。そこが学校に繋がる魔力の通り道を不安定にさせ、校内であれこれ起きるのをなんとかしていく。というのが本来のストーリー。
世界の危機なんてない、学園内の一大事と恋愛がメイン。
器が壊れてないのでエリアスは目覚めないし、器とか星とかは微塵も出てこない。
けど、聖別の星が交換時期なのも、リリアが『聖別の星』なのも事実。
なのでリリアはすぐ死ぬ。ただ、リフィルートにいけば、暗殺未遂事件の犯人が見つかるし、リフィがリリアの身代わりになる。そんな設定があったから、設定資料集でちょこっと触れられてた。その辺りの話は容量の関係で削られたのでしょう。
ちなみに、ストレートにクリアするとカインルートで終わります。元気で明るい魔法使いの女の子と、騎士学科の先輩。いいですね。
もしエタメロに続編やファンディスクがあったら、カインルートが前提になると思われます。ただしリリアは死んでいる。
続編があるならリリアが生きてる可能性も見出したいんだけどねえ。アリアと一緒に深夜の校舎を探索しようイベントを出さないと……。
そうそう。幼少期のハンカチも割とキーアイテムでした。
エタメロだとそのハンカチは紛失していて、小瓶の記憶も薄れてて、アレクがリリアの支えを感じる強度が落ちていて。みたいな。
あと、器を破壊したのは誰か、というのは本文中に書いた通り不要な情報ではありますが。先代の星の恋人がやりました。自分の愛する人を取り戻すために動いた結果です。どちらにせよ星は捧げられてるので目的は果たせていませんが、未来へは繋がったよ。
■今後
ノアを主人公にした恋愛ものを、続編として据えてあります。
エタメロでノア✕アリア推しだった人には叩かれるかもしれない。いや、でもほら。エタメロの後の話だし。正史はカイン✕アリアだし。彼女はストーリーに関係なく、ノアに関係する図書館の机を占有してるので、出会うのは時間の問題だし……。
書きたい物はたくさんある。プロットはできている。断片的なシーンもある。設定も増えている。
たくさんあるのはいいことだ。
そんなわけで、また何か見かけたらよろしくお願いします。