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カフカ

カフカが好きである。

朝の澄んだ空気を食べているような、
白くてすべすべした蚕が歩いているのを、
ただじっと見ているような、繭玉のような
気分になる。

文字の音が放つ
まじめで緊張したハリのある感じも好きである。

彼の『変身』という作品で、
本当に変身したのは、主人公ではないのだろう。

残酷なのは運命ではなく
常に人だと思ったりする。

するとおかしなことや、奇怪なことは
全くもって、全然おかしく無いから
また不思議である。

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