芳岡 海様の自主企画「【さみしいなにかをかく】お題で書いてください」に参加しました。お題は三つ。三番目を選びました。
「まっしろの月だけが空にあるよく晴れた真昼、眼科のあるビルで花冠の作り方を教わったときの話をしてください。」
書き出しの一節が、これです。まっしろの月だけが空にある、よく晴れた真昼。これが書きたくて、宇宙に出ました。それで舞台は、月の周回軌道のコロニーになりました。
このお題は、たぶん、夢の風景なのだと思います。それを文学で受けずに、「宇宙でなら自然に成立する」と考えて、舞台のほうを作ってしまいました。理系の考え方です。悪い癖だという自覚は、あります。直る気配はありません。
空さえ用意すれば、あとはお題が勝手に歩いてくれました。