最近(?)寝る前に動物のドキュメンタリー一作見てから寝るといい感じにすぐ眠れるので見る習慣がついてるんですが……。
以前一度話しましたが
狒々がね……(アフリカの草原に住むサル)
狒々の群れを追ってる話があるんですが、
前も言ったことあるけど私動物大好きですが、サルとかゴリラとかオランウータンとか今まで全く興味なかったんですよ。
というのも、
動物として人間に似すぎてるから。
見ていて可愛いと思ったことがなかったんですよ。
人間っぽすぎて、動物らしくないんです。私から見ると。
だから全然可愛くなかった。
でもやっぱり動物ドキュメンタリーなんてものはあれですね。
真実映してるから人間の余計な演出いらんねん💢とか思っていましたが違いますね~~~~~~~~~~やっぱりああいうのでも撮り方が上手い方っています。
昨日言った「一瞬の美」を捉える能力だと思いますわ。
動物を見ていて一瞬の言動にカメラマンがいいと思った瞬間をちゃんと捉えてくれると、やはり全然映像としての説得力や美しさが違う。
この今見てるドキュメンタリーの撮影者無茶苦茶動物の一瞬の表情撮るの上手い……!✨
それで気づいたんですけど、
狒々もやっぱり動物として面白いし可愛いです!!!
今まで「人間に近すぎて嫌だ」とサル科には思っていたんだけど、
最近は生態の奥深さが勝って、なんか感動します。
いやほら人間なんぞ知恵者みたいな偉そうなツラしてますけどこういう界隈にいるとすぐテンプレ作品作ったりAIの手ェ借りたり人間本来の個体として持つ能力水増ししたり楽しようとしたり怠けたりするじゃないですか。
なんでもタイパとか言って簡素化しようとしたり。
知恵つきすぎて怠けることしか考えてない感じが非常に人間の中でも顕著に表れてる種がいて、ずる賢さと可愛げのなさが非常に気に食わないんですが、
そんな風に感じていた私にとって、
狒々の真剣に群れの中での人間関係(?)とか悩んだりどうにかしようとしたりするあの真摯な生き方非常に感動するのです。
例え面倒臭くても群れの中で円滑に生きれるよう、仲間に声を掛けたり、面倒な仕事を引き受けたり。
動物はリーダーが楽してると思われることもありますが、必ず動物のリーダーって周囲を使う分いざという時は自ら体を張って矢面に立ってますよ。
ある狒々のオスがいるんですが。
群れのリーダーじゃないんですが、群れのオスなのです。
群れのリーダーは「俺が一番だ~~~~!!!!!!」っていつも強気に振る舞う熱血脳筋系で、気に入らねえオスがいるとすぐ喧嘩売りに行ったりするタイプなのです。力だけで治めてる感じ。
この狒々はそれに比べていると非常に冷静で、軽はずみに行動を起こさないタイプ。
ある群れのメスと恋仲だったのですが、そこにこのリーダーになるオスが他所からやって来て、このメスも奪われてしまったのです。
奪われたというか、このメスさんが、心変わりをした形です。まあ群れのリーダーですからリーダーの保有物になるという形としては「リーダーとして認めた」という意味合いなので、より強いオスを信頼するようになった、という言い方が近いのですが、とにかくこのリーダーが来てからはいい感じだったメスはこの狒々に冷たい態度になってリーダーとよくいるようになってしまって。
ただリーダーに力では敵わないですが、この主人公の狒々は冷静沈着。常に周囲の危険とかに気を向けていて、いわゆる人間で言うと「切れ者系」なのですね。
それで群れに何かあると窮地を救ったりもして、リーダーは脳筋なので無謀な相手に喧嘩売ったりして、群れを危険にさらしたりもする。この狒々はそういう時に活躍して皆を守ったりして、それで一度は気の無いふり「もう貴方とは終わったのよ」みたいな素振りを見ていたこの狒々界の美女と思われるメスさんが、少し心を戻してくれたのです(←この感じも映ってたけど、すごいよね……!! そっけなくなった時本当に見向きもしてなかったのに、毛繕いとかさせてくれるようになったりするんですよ! 人間でいうと一度はプレゼントされた白いバラの花束を「白いバラ嫌いなのよ。私は赤薔薇が好きなの!」みたいな高飛車な感じでバシッ!! と振り払って捨てたけど、主人公が諦めず「でも君にはやっぱり、白いバラが似合うから……」と贈ったら「……。貴方じゃなく花が可哀想だから貰ってあげるわ」と今度は捨てずに受け取ってくれたみたいな感じですわ!! 動物って心が一度離れたら戻らないイメージも強いけど、「もう一度振り向いてくれる」みたいなのがあるの狒々素敵だった!)
で、少しいい感じになったらそれを見たリーダーが怒って、よくケンカをするように。
そんなことをしていたら、この美女さんが大蛇に殺されてしまうのです!!
美女さんは幼い子供がいたのだけれど、
お母さんが殺されてしまって子供がどうしたらいいのか……とポツン……としていたら、ボスはそんなの子供とか興味ないんで無視したんですが、この主人公の狒々君がこの小さい子供の方をジッと見てですね……何をすんのかと思ったらいきなり駆け寄ってサッて抱きとめたんですよ。
この狒々も「パパ🌸」みたいな感じじゃ決してないんですよ。
どっちかというと群れのレーダーになる系で明るいムードメーカータイプというわけではないから子供とか引き取って育てる系男子じゃないんです。
保育士の先生みたいな子供大好き男子っていますが、
どっちかというとこの主人公の狒々は現代で言うとバリバリ働きまくる会社の経営者タイプ。
OLにちょっと近づきがたい感じだけど仕事出来て○○さんって素敵~ なんて陰で言われてるタイプですわ。
そういうタイプの人がいきなり好きな人が残したまだ赤子をある日突然背中に背負って出勤して来たと思って下さい
いかにもビシッと高そうなスーツを着こなして決まっとった若き社長が真顔で赤ちゃんを背中に背負って仕事をし始める感じです。
難しい会社の会議中とかでも普通に今まで通り真顔で発言したり指示を飛ばしたりしていますがたまに「あぶー🌸」とか聞こえてきます。高そうなスーツも赤ちゃんのよだれで肩のあたりデレデレになっていますが全然社長気にしてません。
たまに真顔で普通に発言しながらも哺乳瓶でちゃんとミルクとかもやっています。
でも真顔です「あ、あの……社長……そのお子様は……」などと部下も一切聞けない雰囲気です。
あんまり笑んだりしないタイプの人なんですね。
でもマメに世話をして子育てをある日始める感じです。
その日から実際にその人がいつも子供を背中に乗っけたりするような姿がカメラに撮られてるんですが、明らかに慣れてない……😇 赤ちゃんも落ち着かないのか背中というよりこの方の頭とかにしがみついて前見えなくなってたり、落ち着かずあっちいったりこっちいったりするから、心配だからつってこの人がいちいちついて来て、抱っこしようとするけど、しばらくすると赤ちゃんがまたどこかに遊びに行っちゃってあわててまた捕まえに行ったりと、明らかに赤ちゃんの行動に振り回されてる様子がとても可愛くてですね
大変手に余っていたのですが
そんなある日……
ふと、群れの中で最近我が子を失った若いメスがいて、
しゅんと落ち込んでることが多く、
主人公君は「この子には母親が必要だ(というか俺にも一緒に子育てしてくれる女性が必要だ……😇)」と感じていて、このメスと時々視線があうので(←これも人間過ぎて感動)ちょっとずつ、近くに座ったりするようになるのです。
ある時子供が ママじゃないのにママー! ってそのメスさんにしがみつきに行ったんですよ(これも小さい子人間やりますよね✨)その時他の子どもを受け入れたくないタイプのメスなら、邪険にして振り払うのですが、このメスさん最初は戸惑っていましたが、しばらくするとぎゅっ……とこの子を抱きしめてくれてどうやら受け入れてくれたのです。
それからは誰も血が繋がってねえ三匹なんですが、この主人公と、亡くなった想い人の忘れ形見君と、この女性。家族みたいに過ごすようになるのです。
それはそれとして過ごしていくのですが、
ある時この女性と子供が大きな川を渡る時、脳筋な群れのリーダーは川を強引に泳いで渡りましたが、川にはクロコダイルがうようよしてるんですよ。
冷静な主人公君は川はあぶねえから木を伝って行こう! としてみんなで木から向こう岸に渡って行くのですが、ちょっとこの木も飛ばなければいけない場所があって、若いオスとかなら全然楽勝なんですが、子供を背負ったメスさんだとなかなかきついような感じ。
でも先にこの主人公君がいって、「ちょっと怖い……」ってなってるこのメスさんをまるで「僕が受け止めるから大丈夫だ」って言ってるみたいに(てか本当にそう見えました!!! これ僕が受け止めるからのやつや!!! 人間で言うと僕が受け止めるから大丈夫だ! の僕を信じてのアラジンのやつや!!!✨✨ってなった)待ってて、「うん、分かった」っていうみたいにこのメスさんも赤ちゃんを背中にくっつけったまま思い切り飛んだんですが、ツルッと手が滑って、クロコダイルがうろつく川にドボンと落ちてしまったんですよ!!!😱
ものすご狙われて慌てて岸に泳いで、その間も上で主人公君が俺の大切な人に近づくな!!! みたいに木の上で騒いでワニを威嚇している姿とか良かった……
一応川から上がったけどワニに追われたのが余程怖かったのか、そのメスさんは人間でいうとずぶぬれ姿でしゃがみ込んで泣いてるみたいな感じなんだと思います しゅんとして動かなくなってしまったのですが、そうしたら主人公君が慌てて側まで来て、抱きしめて、次に何したと思います!?
なんかこう人間でいうと髪とか多分優しくなでてるかんじなんでしょうな!!
頭の毛とかを撫でて、額にキスをしたんですよ!!!!!!!!!!!
額に!!!!!!
そっと唇を近づけさせて触れさせたんです!!!!!!!!!
額にキスしたああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!
って私は驚愕しました!!!
これイケメンの奴や!!!!!! 人間で言うと出来る系男子がする奴や!!!
王子様がするやつやあああああああああああああああ!!!!!!✨✨
と。
抱きしめるとかは分からなくもないですが「そっと額にキスする」なんてのはやはり類人猿ならではの仕草なのでは!?
私はこの仕草を見て思いました。
この仕草があまりにも自然で、当然のように、そこに現われたからです。
こんなの人間の男でも出来ねえ奴一生できねえ芸当だぞ!!!!!! と!!!
その時思ったのです。
私は長い間、人間に似すぎているからサル科があんまり可愛く思えず興味なかったんですが、彼らが人間に似ているのではない……。
むしろ見栄とか素直になれないとか、人間は知恵を付けたことで、色んな誠実な美徳を発揮できなくなってるような奴も増えて来ていて、あれは生物としての劣化なんですよ。
むしろ狒々は、感情を伴う時清々しいほど打算がなく、相手に対して真摯です。
人間はむしろ、彼から何か美徳が失われた種なのかもしれないと。
むしろ彼らの方が完全体であり、愛情表現の繊細ささえ、人間の及ばない領域にまだ堂々とそこにあるのでは……と!
狒々の愛情表現も毛繕いなんですが、
額にキスした後主人公君側で丁寧にこのメスさんの毛繕いしてあげてました……
かわいい……🥰
危険な目に遭わせてごめんよ 僕が絶対君を守るからなんて、思ってたんですかね~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~✨
素敵すぎました
最近だからサル科動物も好きなんですよ。
人間に似てるからじゃねえ
人間なんぞよりも遥かに素直で感情表現豊かなその姿が生物として魅力的だからだ。
むしろ人間なんぞにそれ以上似るんじゃない
大切な何かを失った彼らの劣化版がむしろ人間なのだ きっとそうだ……
そんな人生の悟りを見つけて動物の生き様に号泣しながら目を閉じるとよく眠れるわけです(←?😊)
素晴らしい。
狒々も素晴らしい。見てて本当に面白い……!!
てか私の小説の師匠はスポーツと海外ドラマだって昨日言ったが動物もやな!!!!!!!
動物の生き様とかも本当にもう見てるだけで短編一つ思い浮かぶねん!!!!!!
本当にいろんなインスピレーションを貰える!!😊✨
カリスマ性のある狒々のオス半端ねえな……!!!
カリスマ性のある狒々のオスに比べたら凡庸な人間の男なんぞ全然魅力敵わねえと思うわ!! 間違いなく!!