異世界ファンタジーや戦記物となると
キャラが持つ「武器」を何にするかも一つの個性の一つ。
皆さん自分が持つならどんな武器がいいかなあとか想像したりするでしょうか?
大まかに言えば、武器は「近接武器」とされる直接相手にインパクトを加える剣や槍、斧など。
「投擲・遠隔武器」とされる投げナイフ弓や銃や魔法の、遠くから相手を狙う武器などがあります。
そういうものも一つの個性ですが、
これも「何を使うか」だけのイメージで留めると浅すぎるもので、
「その武器を使うとどうなるか」までやはりイメージして見なければなりません。
ドラマとかだと視覚的にそういう効果が分かったりするので、これも非常に意識しておいた方が戦闘時よりリアルなキャラの仕草などが書けるようになります。
【翡翠】の新作第95話【闇に咲く花】で好きなのが、リュティスが歩みを止めないまま魔術を唱えながら魔物が現われて来る地の底の通路の道を切り拓いていく描写。
第41話【軍部大臣、動く】でも、リュティスが玉座に座ったまま、少し離れた所で謁見している顔面に魔力で傷を付ける描写があり剣の使い手である軍部大臣が「魔術師特有の間合いからの攻撃」に驚くシーンがあるのですが、
やはり魔術師というか遠距離攻撃系の魅力はそんなに自分が血まみれ泥まみれになって相手と直接遣り合わない間合いを持つため、基本的には美しい戦姿をそれなりには保てる部分かもしれません。これが応用されると、遠距離攻撃の実力者が、自分の服が汚れることを非常に気にして舌打ちする描写とか加えたりすると非常に遠距離の間合い持つ者の矜持を感じられて私なんか大変素敵だと思う仕草なんですよね。
逆に近接武器を保有するアタッカーは血や泥で汚れないことなど、基本的にはあまり不可能です。だから多少汚れるのは致し方ないと覚悟する一方で、そういう血や泥に汚れた自分を清めさせてくれる場所や人、或いはそういう自分を恐れないでいてくれる存在などに心開く描写とか書くと、読み手としてもその武器を持つ人ならではという紐解きから、いわゆる私が最も嫌いなタイプのヒロインの一つである「なんでそんな奴に惚れるのか分からない」みたいなことが起こりにくくなるんじゃないかなあと思ったりします。
持った武器によって、アタッカーとしての特徴と、利点、弱点などが生まれます。
そういうのをしっかりと把握していると、凄まじい戦い方をする近接アタッカーだけど、戦闘後必ず恋人の所に行って顔に付いた血とかを綺麗に落としてもらっているシーンなんかを書くだけでも、雰囲気和らいだり この人がこんなに戦っても辛くないのはこの恋人のおかげなのかなーと感じられたりとか、
その姿を見て、自分の血は自分で拭うしかない人との対比とか、
色々生まれて来るエピソードはあるわけです。
スキル系の小説でカクヨムに多いですが、あんなもん正直私はどうでもよくて、折角なんか「何の武器を持つか」とかステータスで書いているのに、結局戦闘シーンになるとどんなモンスターを狩って、どんな新たなスキルを得て、どんな報酬を得たか。そんなことしか書かれてなかったりします。
折角色んな武器使ってんのに……その武器を使ったからどうだとかいうエピソードなんもないんですね……とかは戦闘描写好きの私としてはがっかり残念ポイントが付く大きな減点対象になる部分です。
銃とかだって手入れとか必要ですしね。
武器は書くのに武器の手入れとか書く人、非常に少ないんですよ……。
何故なんすか……。
私は【花天月地】とかでも色んな武器書いてるんですが、やはり手入れとか、あと槍と剣を使う人が相手や状況によってどっちを使うか選んだり、双剣使いだけど普段は一本しか使わないことがあったり、力の弱い女は近接武器より遠隔武器を扱うようにしたりと、色々なんか【武器にまつわる、武器から発生するエピソード】なんかも書くのが非常に好きです。
そういうとこ書いてまで武器好きとか戦闘描写好きだと思うんだが……。
私だけじゃないですよ。武器好きとか戦闘描写好きだとか、海外ドラマとかでも剣の手入れシーンや銃の手入れシーンとか、そういうのにも物語性を見出している人はちゃんと書いているのです。
というわけで魔術師の魅力はやっぱり「自分に近づけさせないで相手を仕留める」ってことだよな~と思いつつ、近接アタッカーの魅力は逆に自分の攻撃範囲に相手を引き込んで、返り血も恐れずぶつかりに行く所だよな~~~✨とも思いつつ、
ふと
「じゃあ魔法剣士(要するに魔法も剣も使う)の良さと味はなんだ?😊」
などと思い至り、実はあんま書いていませんがリュティスの父王がこのタイプ。まあ魔術を使って遠くから敵を攻撃も出来るのに、いざとなれば剣の腕前もあるという無茶苦茶この世で一番実は一番カッコいいのこの【近距離・遠距離双方万能タイプ】じゃねえかなって思うわけですが、
ほら「弓兵だけど体術の達人」とかも最高にカッコいいですし
銃の名手だけど銃の弾が切れたら銃を捨てて相手に接近戦を仕掛けに行くFBI捜査官とか最高にカッコいいじゃないですか
私ぜひともそのうちこの「遠距離攻撃の名手だが接近戦も無茶苦茶強い」という最高にカッコいいアタッカー主人公で冒険譚書きたいと思います🥰
出来ればクラシックの「弓兵だけど体術の達人」とか「魔法剣士」とかが書きたいな~ 銃を扱うとなると大概軍人になるので軍人が多少体術の心得あるなんてちょっと当たり前なのであんまり面白みが目立たない。
それよりは弓の名手だと言われてる奴が「弓が無ければ何も出来ねえだろ」なんて嘲笑って来た敵を鮮やかにぶちのめす姿がよりスマート(?)でかっこいいであります!✨
アスリートにもこういう接近戦が強いと思ったらおめえ空中戦も得意じゃねえか!!✨✨みたいな人いますね。
遠くから凄まじい一撃で決めたかと思ったら体格も良く長身で接近戦にも強いみたいな
確かに私スポーツでもこういう複数の秀でた攻撃術兼ね備えた万能型の選手無茶苦茶好きですわ🥰
こういう人はたった一人でも戦局を切り拓いたり、
たった一人でも敵陣に突っ込んで点取って戻ってきたりと
一騎当千の働きをスポーツでもする選手多いですよ。
大変カッコいいのです✨
私魔法剣士が本来魔術師だから「杖」とか持ってるのに、武器は「剣」で、剣を杖代わりに使っているみたいな描写も非常に好きです。
兼ねてるのね!!! 多彩だから兼ねてるんだね!!!✨✨というそういうのが粋な設定が好きなのに全然他人の話で見たことが無いのでもういいです自分で書きます