本日【翡翠】第118話【精霊の謳】を更新しました。
ラムセスとエドアルトが話し込んでるシーンもありますが、
全体的にはメリクとミルグレンの話になります。
「普通の恋愛」という言い方も曖昧な表現ですが、
まあこの二人も普通じゃない恋愛の方だと思います。
私はキャラもそうですが、人間関係なども端から【色々なタイプの人間関係が書きたい】と思っているので、恋愛なども本当に様々な形の愛情を描いています。
特に私の特徴は恋だの愛だのは心や精神の話なので、【肉体が伴わなくとも恋愛したり想い合うことは可能】だと思っています。
肉体の結びつきを軽んじたりはしていません。
私は魅力的な性描写もとても好きなので、肉体関係も軽視してないし、精神恋愛の方が高尚だ、なんて一切思いません。
ただ【肉体関係がないと真の意味で結び付けない】とかいうのは絶対的に同意しません。
むしろ肉体関係を結んだ途端壊れる愛とか恋も全然有り得ると思うので、ここはもう組み合わせ次第です!
でも本当に肉体関係や側にいないと恋愛じゃない!! 恋愛出来ない!! とか思う人がいるようで、【精神恋愛、プラトニックな愛】をあまり理解出来ない人がいるようですね。
私はプラトニックな愛もものすご好きです!
あと恋愛とかは順番も正直ある。
結婚した後にすっごい素敵な人と出会ってしまうことだってあります。それはもうでも「結婚なさってるから」と思わないとやってられませんよね。
そういうことが有り得るのに、
「結婚なさっているから横恋慕はしないけど、結婚なさってなかったら付き合って頂きたかった」
という気持ちや状態がこの世にないわけないじゃないですか。
一人の女性が好きな二人の男がいます。
一人が選ばれました。
その時点で選ばれなかった男は引き下がらなければなりません。
しかし引き下がった=嫌いになったわけではないですよね。
気持ちは残ってるし「結婚なさったけどずっと好きだった女性」とか絶対いるし状況として有り得ると思います。
私は白か黒かの恋愛より、
こういう多彩な色合いの、その二人、或いは関わり合う何人かの人間の恋愛や恋愛環境を好むので、本当に色んなパターンの恋愛を描いているのが作品の特徴です。
ま~~~カクヨムうろついてると、設定とかで表面上違うように見えるだけで、結局分解してみると「俺 お前が好き」「ありがとう」だけでしかない白黒二色だけの、主人公とヒロインだけの燃え上がりでしかない恋愛とかが多く、ふーんって思うことが多いですね。
プロの作品とか大好きな海外ドラマとかは全然そんなことないです! あの人たちも色んな恋愛書いてくれますので。
ということは多分単純な恋愛しか書けないことも、アマチュアの特徴なのだと思います。
やはり仕事とかプロになるのであれば、恋愛でも色んな恋愛にチャレンジすべきじゃないかなって思います。
長編小説なら主人公以外の恋愛も書かないと非常に不誠実で不自然ですし、
ずっと主人公とヒロインが一緒にいるというのも妙な話です。
「たまには離れ離れになったり、敵勢力にいたりしろよ……」
と思うんですが意外と長編小説で見ないんですよね。
私の作品後に結ばれる二人が離れ離れになったり敵勢力にいたり、そんないつも一緒にいられないとかいう状況もよく発生します。
一緒にいることもありますが、
【長編小説は変容を書くもの】。
人間の心理状態だけが変わるのではなく、人間関係だけが変わるのではなく、
置かれた物理的な状況だって変わって来ないとおかしいと思います。
第20話までは一緒にいられたけどそこから第50話までは遠距離恋愛になるとかも時には長編なら発生せえよ!!😇と思いますね。
カクヨム結構【物理的恋愛】を好む作家が多いので、
【精神恋愛】とか、遠くから君を想うみたいなの長編で書いてたりする作品見つけると珍しくてちょっと嬉しくなりますね。
あんま見ないです。
死んだり別れたりで遠くに行ってるとかはよくありがちですがそういうのじゃない。
死んだり別れたりはもう泣きわめいてもしょうがない。どうにもならない物理的なことなので、そういうんじゃないんですよ。
【この世にいるのに遠くにいて会えない、触れられない、言葉も交わせない】
こういうのも同じくらい辛くて、切ないと思いませんか?
死んだなら諦めるしかないですが、
生きているなら諦めきれなくて、辛い!! これも大いにあると思います。
しかも会えない遠くで相手が別の相手と親しくなったり、親しいらしいよと聞いたりした時にどうしようもなかったり。
物理的な距離というのは、ある意味精神的な距離にも影響を及ぼしたり、及ぼさなかったりします。というより、それも組み合わせ、個体によります。
遠距離恋愛苦手でもやもやしてしまう組み合わせもいれば、
遠距離でも少しの揺らぎもなく相手を信じて想い合える組み合わせもいる。
本当に恋愛は【個体】【組み合わせ】【状況】に応じて様々に変容します。
それを考えると「百人十色の恋」も当然かと思います。
さて。
【翡翠】のメリクとミルグレンは、想い合っている二人と言っていいでしょう。
ミルグレンは完全に恋愛ですし、メリクも非常にミルグレンを大切に想っています。
しかし【シンプルな両想い】にはなれないのです。
その理由には、
メリクの心の複雑な傷つき方や、救いの求め方や、ある意味生きるか死ぬかみたいな部分まで関わっているので、
「恋愛出来れば幸せ🌸」
も確かに一つの恋愛の形ですが、
勿論本当に一つの愛の形でしかないのです。
もっと恋も、愛も、多様です。
私は色んな人の話を見ながら「こんな恋の形があるのか~」「こんな愛もいいなぁ」と色んな形の恋愛を見つけたいと思っています。
これ「色んな設定の恋愛」じゃないのです。
聖女と黒魔術師の恋愛
グラディエーターと花売りの恋愛
アイドルと学校の先生の恋愛
私は下手期、上記のような設定の考え方をしていました。
浅はかだったですね~~~設定は色々変えても結局書いてるのは「好きか嫌いか」その程度の内容でしかなく、別にどんな設定の奴同士が恋愛しても、私の書く恋愛は多分単純でクソつまんなかったんですよ。
今はこの考え方を完全に私は改めました。
考えるならば
「敵方に離れて本当に時々しか会えないような恋愛が書きたい」とか
「本人たちだけが知っている恋愛で、周囲の人は誰も気づいてない、完全二人だけの秘密の恋が書きたい」とか
「兄弟愛なのか恋愛なのか分かんないような恋愛が書きたい」とか
「普通の王道のような認知されたカップルがいて、その側にそのどちらかに想いをひた向けに寄せ続ける完全片恋の話が書きたい」とか、
【設定ではなく、書きたい恋の形態】で、恋愛の形を決めたりすることが多いです。
だから色んな作品内で色んな形態の恋愛を書けているのだと思いますね。
【メリクとミルグレン】の恋愛も、非常に珍しい恋愛の形です。
好き合っていますが、片方の心が幾つかに割れています。
ミルグレンがメリクに愛されるのは
【私だけ愛して】
と言わないからです。
言った途端、メリクは「いいよ」と言って結婚が成立するかもしれませんが、恋愛は多分ある意味終わるでしょう。
だからミルグレンが結婚が最大の目的なら、この二人は合ってません。
しかしミルグレンにとってメリクの心を大切にすること。そうして、彼に大切に想われる自分になること、が最大の目的ならば、この二人は完璧な恋人同士です!🥰
いいですね~~~~~~~~~~~~✨✨
最初からこうなろうったって絶対無理なんですよ!!
こういう入り組んだ複雑な恋愛観は、【長編小説しか書けない!!!】のです!!✨
ミルグレンとメリクが時を重ねて、複雑な恋愛が成立するのが可能な関係になって初めて、複雑な恋愛関係になっている。
私は長編小説大好き人間なので、敢えてもう一度言っておきましょう!!
【複雑な人間関係を経て成立する複雑な恋愛関係は長編小説しか書けない!!】
つまり長編小説の魅力の一つなのです!!!🥰
だから長編小説書いてる皆さん、ぜひ魅力的な色んな多彩なタイプの恋愛を書いていただきたい!!
短編でうちの【メリクとミルグレン】のような関係を成立させるのは絶対に無理です!!
時を掛けてのみ構築されることが許される、バベルの塔のような長編小説でしか描けねえ特別な恋愛ってのがありますので、
ぜひ!! 長編愛好家の方は素敵な恋愛をたくさん書いて下さい!
私もこれからもドンドン多彩な愛の形を書いていくことをここに誓います!('◇')ゞ✨