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第97話【枯渇】

今日から「頼まれてもないのに自分で文字数勝手に設定してただその文字数を埋めるためだけに中身のない内容の話を書いて文字数とページ数潰してる」やつをコレステロールたっぷりバーガー作家と呼んでやる……。

そんなふざけた必勝法を書いてる奴も腹立つが
もっと腹立つのはそんなもんを鵜呑みにして書いてる奴や!!

そんなに書くのが面倒くさくて書くのが嫌だったら
書くなよもう!!!💢💢😇

いつまで義務教育気分でやりたくないことやらされてんだ!!

このハンバーガーめが!!!!!🍔

🍔の絵文字人生で初めて今日使ったわ!!!!

かわいい!!!

具が割とちゃんと入ってる!!! 

かわいい!!🥰

おめー二段重ねじゃねーか!!!✨ なかなか気合い入ってんな!!!

では「ただ文字数を消化する」バーガー作家の対極に位置する実際の破壊力重視で突き進む重戦車作家としてどんどんやって行きましょう!!

隊長!! 100話をついに射程内に捕捉いたしました!!('◇')ゞ✨


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①
賈詡
「陸議と組ませても扱いきれないと感じたり、魏に仇なすばかりだとあいつが判断すれば、まあ、誰の手も煩わせずにあいつが決着を付けるでしょう。
 元々徐庶は曹操殿が魏に呼び寄せた。
 郭嘉は曹操の腹心だ。
 徐庶が使えない男なら、郭嘉が始末するのはある意味道理に合ってる」

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②
司馬懿
 陸伯言を孫呉で過ごした過去から切り離したように、
 また心の拠り所を潰して、どこにも戻れなくする。

________________


③
陸遜
「人は……、望む場所に行くべきです。
 私が思っているのはそれだけです。
 望む場所にいるから、全ての力を発揮出来る。
 望まない場所にいてほしいなどと思いません! 誰に対しても!」

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④
司馬懿
「人間によっては自分の命を失うよりも、国の情報を売る方が耐え難い人間がいる。
 お前は後者だ」

______________

⑤
司馬懿
「乱世に集中しろ。陸遜。
 江陵は今後の三国の争乱の中心になる場所だ。
 悔いの無いように見れるものを全て見てこい。
 お前が下らない情に絆されたら相手が郭嘉だろうが徐庶だろうが、他の誰であろうが、必ず私が殺してやる」


____________

⑥
司馬懿
 江陵に解き放った鳥が、自分の許に戻って来た時どんな表情を見せるのか、今から楽しみだ。 
 距離を置くことで司馬懿から心を離すのか、寄せるのか。
 心に何を棲み着かせ戻って来るのか――それを存分に確かめる。
 どう扱うかはそれを見てからだ。

______________

①のセリフなんかは非常に興味深い内容が書かれています。
【徐庶を連れて来たのは元々曹操なのだから、徐庶が使えない男なら郭嘉が始末するのは道理に合っている】と賈詡が言っています。
 これ無茶苦茶な理論なの皆さんは分かりますよね?😊
 しかしなんとなく「なるほど……!」などと言いたくなる気持ちも少しありませんか?

 これぞ作者の書き方の妙であります!!✨

 時に! 正しくない道理だろうと自分の描く世界ではまるで罷り通るかのようにクールに書き切ってみせる! これも作者のパワーです!!

 あと一つ付け加えると、多分この世界では①のセリフは罷り通っている道理です!

 この世界ではな!!😇


③のセリフは類するものを何度か陸遜に言わせています。
のも、これが陸遜の考え方なのだと定着させたいから。
陸遜はこの信条が強いので、呉に戻った後も孫呉の為に働きたいと思っていない人間は決して今後起用しなくなります。
無理にその地に縛り付けたりもせず、信頼出来ない人間がいるなら捕らえたりせず、好きな所へ行けと必ず軍から排除します。

これを徹底するので、総じて【二宮の変】のラストを描くことになっても、
大きな失望陸遜が例え感じていたとしても

「最後まで陸遜はそこにいる事を望んだ」

という部分を表現したいと思っています。
陸遜は人の適正や真価をよく見抜き、適切な場所に配置することを心がけていくことになります。
そのことが細心まで行き届いているために、いざという時、陸遜が配置した人たちが、適所で力を発揮するように描きたいなぁ😊✨

④。
これは真面目な話です。
こういうとき、こういうセリフを他人事のように書くと、魂が籠りません。
たまには移動中のバスの中で(果たして私は自分の命と国の機密を秤に掛けたら、どっちを取る人間だろうか?)などと考えていただきたい。
段々こういう問いは難しくて行くと面白いですよ。
最初は「当然!! 自分の命!!」と答えられるかもしれません。

でも例えば自分の子供の首にナイフを突きつけられて、「国の機密を喋れ!!」と言われたら?

例えばそれで、自分と自分の子供の命を守るために、国の機密を売ったとします。

それでも自分の子供が殺されたりしたら?
話が違うじゃないか!! と敵を憎むようになりますよね。
大切な人を失ってしまったり、
それに敵が関わっていたりしたら、

【二度目に同じ問いをした時、違う答えを自分が選ぶかもしれない】

などという変動が起こる。

小説はこの【変動】を捉えたり描くのが非常に面白いのです。


こういう話があります。


日本の算数の問題は

【11+5=▢】

となっていることが多いのだとか。

でもアメリカなどの海外は

【▢+▢=16】

となっていることが多い。

分かりますか?

日本の答えは【16】しかない。

でも海外の問いでは
1+15
10+6
7+9
3+13……

多数答えがある。質問の方を色々と考えることで、よりクリエイティブな頭の使い方を学べるとされています。

私は小説でも「このひと、11+5=▢でしかない人だな」と思う書き方をしている人をよく見かけます。自分の作品をあまり見直さないタイプに多く、もうこうと書いたらこうとしか思わない。

もしかしたらもっと考えたらもっと面白い展開が思いつくかもしれないのに。

私は話を書く時、複数の展開を考え、より面白そうなものを選んで本編に採用したりします。

この書き方は非常に有益で、何故かというと「この展開にしたらこうなるから面白そうだ」と予め更に先の展開まで見越して答えを選ぶことになるので、【とりあえず辻褄が合ったらいい】みたいなつまらない展開になりにくいのです。

答えを求めず、複数の問いを求めよ。

問いが複数あると、

選ぶ理由も必要になる。

そういうものが、物語になって行く。

④の問いなんか「このキャラはどうかな~」とかよく当てはめて想像したりします。

陸遜なんかは本当に後者の典型ですよね。
でも当たり前のように前者を選ぶキャラもいる。
そういう【キャラによって答えが違う】なども考えたりして遊んでいると、作者が自分のキャラの理解を非常に深くしていて、練られた作品だなー✨と感じることあります。

⑤司馬懿は本当に誰も恐れてない所が魅力だと思うので、⑤みたいなセリフに会いますね。

④にしておきましょうか!

_____________
④
司馬懿
「人間によっては自分の命を失うよりも、国の情報を売る方が耐え難い人間がいる。
 お前は後者だ」

______________
陸遜は確かに④の問いでは後者だろうなと思うものを持ってる。
答えは簡単に出る。
でも大切なのは答えよりも【何故陸遜はそういう人になったのか】の部分を突き詰めて考えるところなのです。

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