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母なる大河

すごく美しい曲(歌ではなく、曲)を見つけてこの数日無限ループで聞いているんですが、新しい美しい曲に出会うと絶対新しい話やエピソードが思い浮かびませんか?

私は思い浮かぶんですよ。

感動すると私は話が思い浮かぶんだね……✨

この曲本当に「光が射し込んで来た」みたいな美しく、優しく、希望に満ちた曲なので、いずれ甘寧と陸遜が再会するんだけどその時のシーンとかがすごく思い浮かぶんですよ。

まあ男×女のカップルなら話は早いんですが、

多分これから江陵行って、一年くらい徐庶と江陵周辺の情勢を知りたいからその辺の家で暮らしてよっていう命令が郭嘉から下って徐庶と陸遜の情勢見ながらの同棲生活が始まるんですけど、まあ一年は書きたい。なんせ人生でこの瞬間しか一緒にいられない二人なので。

せめて十二カ月体験させてあげたい。

その季節に咲く花とか風景とか見せてあげたいし……だからまあ、時間的には今から少なくとも二年後くらいの再会になるのです。


男×男のカップルが二年とか三年、相手が行方知れずで再会する時ってどんなリアクションになるんだろう? って考えているんですよ。色んなパターンを。

男×女ならただ抱きしめてあげればいいんだよって思うんだけど、

男×男でしかも戦記物の場合シンプルな恋人だけじゃないんですよ。色んな役割をお互い担い合ってるんですよね。勿論友情もあるし、経験値に差があるから戦場では甘寧の方が先輩でもあるので先輩後輩でもある。勿論命を預け合う戦友でもある。立場上は軍師である陸遜が上官の時もあるし、ほんとうちの甘寧と陸遜は多層的な関係なんですよ。

例えば失踪から三年経って、ある日いきなりパートナーが帰って来た時どんななんだろう。どんな反応になるんだろうってすごく考えます。

方程式のようにはならないのは分かるんですよ。

相手にもよるし。

甘寧がまた動じない人だからなぁ。

戦場とか仲間との別れとかにも慣れてる人だし。

陸遜の方はもう頭に浮かんでるんですよ。

自由になって、草原を駆けて、自分の足で呉に戻ることになります。

まず陸家に戻りたい。陸績に会いに行きたい。

そして再会を喜んで、二人で餘姚に行くのです。
餘姚には陸遜が行方知れずになった後建業を去った虞翻が帰郷してるのです。
故郷で私塾を開いて先生になってるのですが、二人で訪ねて行って、私塾を覗くと虞翻が気づいて、虞翻も冷静な人ですからね。一瞬陸遜がいる事に驚くんだけど、この時初めて、虞翻がちょっと嬉しそうな顔をして、もうニ十分ほどで講義が終わるので待っていただけますかってそこは真面目な虞翻さんらしく言って、「はい!✨」つって陸家の二人が言って、講義が終わるとグフィさんちにご詳細されて、これから建業に戻るので貴方にも戻っていただきたいって陸遜が臥してお願いするわけです。

何回か断られても説得するつもりだったんですが、

虞翻が「誰が呼びに来ても二度と仕官するつもりはありませんでしたが、もし、貴方が呼びに来たその時だけは、と決めていました」とか言って即諾してくれるとかいいなぁってずっと思ってたんですよ。

その日はグフィさんちに泊めてもらうのですが、

夜中にちょっと庭でグフィさんと陸遜が話すシーンを作りたい。

これはまだイメージを固めたいけど、あんまりグフィは陸遜が今までどこにいたとかどうしてたとか、聞かない感じかな。
信じてるから、聞かない感じ。

うちのグフィと陸遜が仲いいのは元々周瑜の副官を赤壁で務めていたからなのです。

周瑜への尊敬の念で繋がってる二人なんですよ。

だから周瑜のこととか話すのもいいなあとか思うし。
あとはグフィさんが史実で陸績と仲いいの可愛いし、陸績が龐統さんと親交ある人なんですよね。友達の友達じゃないけど、それなら龐統の話とかも実は相性いいかも。

呉に戻る前に徐庶と【水鏡荘】に寄るエピソードも書いておきたいので、そこでまた龐統のエピソードとかあるし。

グフィさんは史実では孫権に疎まれて左遷されてしまうんだけど、左遷先でも結構長生きして、【夷陵の戦い】もちゃんと見届けてくれるのです。
晩年孫権には許されて、グフィも感謝したらしいのですが、グフィさんは左遷先の交州からは自分の意志で留まり、戻らなかったんだって。
交州ではお寺で百人以上の門下生を教えた先生になっており、やっぱり先生タイプの人だったんだなあとその感じも好きなので、【水鏡荘】に行きましたというエピソードなんかも喜んでくれるかもしれない。

とにかくグフィを連れ帰ります。

この人だけは、陸遜がいなくなった後、それが理由で建業を去った人だったので。

それで三人で建業に戻る。

呂蒙や魯粛がいて、帰還を喜んでくれて、
孫権にも拝謁して、全てを話します。陸遜ですからね。
魏の司馬懿の許に留められていたこと、涼州遠征に帯同したこと。

陸遜は、結局呉と魏が戦うことに突発的になった時に、呉兵に対して剣を向けられなかったのです。

涼州では涼州騎馬隊に対して剣を抜き、斬れましたが、

呉と対峙する時も、ギリギリまで魏の者として斬ろうとはしましたが、
この時呉軍の中に淩統の部隊がおり、淩統を殺すことになるのかと思った時、【呉軍の兵を殺す意味】を実感して、これこそ自分の人生を全否定することになる、と分かった。

魏兵も殺せる。蜀兵も殺せる。
敵対するなら涼州兵も殺せる。

でも呉兵だけは自分は殺せないんだと分かった時、

陸遜は

【自分は呉の人間なんだ】と実感して、司馬懿からの戦闘命令を放棄し、彼を人質に取って、呉軍を急襲しようとしていた魏軍を阻止。

呉軍が撤退した所で、剣を捨てて投降。

呉の将官として囚われることになります。

尋問が行われ、呉との取引に使う案も出ましたが、陸遜はこれを拒否。

自分はすでに呉を離れて数年経っておりとっくに死んだことになって取引材料に成り得ないこと、陸家当主であることも突き止められてその交渉も考えられますが、魏の利となるか死を選ぶように曹丕が命じると、陸遜は死を選び、処刑が決定。

そこから色々あって、脱獄したわけではないですが、非公式に解放されて呉に戻って来ました。

孫権には呉の情報は何も話していないことを告げ、許しを乞い、孫権は許して再び召し抱えることを決めてくれます。

正式に呉軍に復帰すると、呂蒙から今現在甘寧が臨江あたりで水賊として潜入捜査官していることを知らされて、うちの呂蒙さんは第一部から甘寧と陸遜の繋がりとか惹かれ合っていく様子を見て来た人なので、「戦になる前に会って来い」と言われて、陸遜が会いに行く、っていう流れがあるので、



陸遜はとにかく全てのわだかまりが消えて、呉の人間として戦い抜く心も決まっていたので、甘寧に恥じるところも一つも無くなったため、とにかく嬉しそうに駆けていくイメージがあります。

普段というか元々そういう子供っぽい人じゃないんだけど、大切な人に数年ぶりの再会ですからね。嬉しくて。

事前に報せとかは一切行ってないので、甘寧はいきなり再会するわけなんですが……この時の甘寧兄貴の反応よ!!!!!!

どんなんなんかな~~~~~~~~~~~~~!!!✨✨

色々考える。

普段はなんであれ笑い飛ばす人なんですけど、さすがにこの時は。

でも泣くタイプじゃ絶対ないんですよ。

どこで再会しようかな~~~~~~~~~~~~陸地? 水上?

その時の時刻は?

暁の時刻でこれから太陽が射し込むのか。

夕暮れでこれから夜になる時間帯なのか。

天候や季節は?

側で咲いてる花とかも、

後々この時の再会を思い出す可能性が高いのですよ二人。

だから花とかも重要だし。

ただ甘寧もあんまこの数年どうしてたとか聞かない感じするな。

諸々のことは置いておいて、再会の翌日の朝はいずれにせよ二人で長江の水上にいて欲しい。

甘寧がもともと蜀のほうにいた人らしいんですよね。だから「涼州に行ったことがある」っていう初めての話をしてくれて。
「山ばっかりで肌に合わなかった。長江がどうしても見たくなって、で、臨江に住み着くようになった」って。

陸遜がこの朝「長江が見たい」って言うんですよ。

それで甘寧がこの話をしてくれるとかいい。

「この風景に惹かれる奴は、必ずこの地に戻って来るのかもな」

みたいな話をして。


「お前が戻って来たらなんか色々聞きたいことがあったはずなんだが……
 もうなんだっていい気がして来た」


みたいに、全部一晩で受け止めてくれるのも甘寧らしいかなと。


以前、書いた三国志で、陸遜が長江の風景を見てただ静かに穏やかな表情で涙だけ流すってシーンを書いたことがあるんですよ。
その時は側に周瑜がいたのですが、
あの感じはすごく好きだったんですよね。

長江の美しい風景に、最後は静かに涙を陸遜が流して、

甘寧がただ一緒の景色を見てくれて、



【戻って来たんだ】



ってひたすら陸遜の幸福感で、魏編が終了するとか、


大まかにはそんな感じかな~~~~~~~。

それ以来陸遜は長江の風景が大好きになって、
以前は甘寧の方が水上好きなので「ついてこい」とか陸遜忙しいのに拉致して連れていったりしたんですが、すっかり陸遜の方が好きになって何かと甘寧に長江に連れていいて下さいと時間ある時言うようになったりして逆転してると可愛いです。


「いつからお前そんなに長江好きになったんだよ」


とか甘寧が笑ってるといいですね。


【一度手放そうとした時に、どんなに大切か思い知った】


っていうのはかなり大きな感情なんですよ。

私も実は一度創作を手放そうとしたことがあります。
創作と全然関係ない理由で。
他のものを優先しようとして。

本当に一瞬だったんですけど、それでもだめでした。

精神的に少しおかしくなった。

自分は創作してないとダメなんだって心底実感して、
なにがあっても創作を最優先しようと決めて、
もう何にも気にせず思い切り創作をしようとまた書き始めた時、

涙が出るくらい幸せを感じた……。

分かる人そんないないとは思いますが、別にいいのだ。
私は分かってるし実感したので。

別に創作じゃなくても、なんであれ【大切なもの】を持ってる人は分かると思いますよ。

大切大切って言っても、別に失っても精神的に体調的にまでおかしくなることはそんなない。

でもそういう経験がある人は多分皆分かると思う。

なんであれ、私はあの感じが創作で起きたのです。





陸遜が長江に戻った時

その雄大な風景を見た時、

多分、




【二度と離れたくない】



と強く実感して涙が出るほど嬉しかったのではないかなと。



新しい素敵な曲に出会うと本当に創作が捗る……✨

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