さ~~~~~~~今日もビシバシやって行こう!!
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①
祖鑑(甘寧の臨江時代の敵)
祖鑑が前に見かけた時は、彼が「三国一の馬鹿」と呼ぶ袁術がこの剣を手にしていて、剣が美しく立派な分、持ち主の器量の悪さが際立ち、あれじゃ【干将莫邪】も迷惑だぜと思ったのをよく覚えている。
果たして今、あの剣は誰の傍らを飾っているのか。
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②
馬超
「いや。お前の言う通りだ。
俺も今は、何かがおかしいと強く感じる。
妙な風だ。
こんな風は、俺も涼州で育って来た中で初めて感じる。
最初は久しぶりに戻った涼州に感じるものかと思ったが、違う。
……何か、得体の知れないものがこの地に来ているようだ」
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③
徐庶
彼とは何の縁も無い。友情も。
それでも彼の方は友の死を巡って自分に縁を感じたらしく、
大きな運命の中で身動き出来なくなっている自分が見捨てられなかったからか、
何故か気に掛けてくれた。
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④
徐庶
「……相変わらず豪気な人だな。貴方という人と出会ったことは、
劉備殿の人生でも特に幸運なことの一つだ」
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⑤
徐庶
「……。では、劉備殿にお伝えください。
龐士元は、強い男です。
彼は自分の生き方を、どこで行きたいかを自分で決められる。
彼が自分の意志で劉備殿の許に行ったのなら、その先にどんな結果があろうと悔いたりする人間ではない。
だから龐統の死を貴方の痛みにすることはないんだ。
孔明も、そのことはよく分かっている」
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こんな感じ。
長編小説は抑揚が大事です。
大きく物語が動いたあとは、必ず事態を落ち着かせる描写も必要。
65話が非常に特異なエピソードだったので、
66話は現実味をしっかりと感じさせる話に仕切り直しています。
ここでプロになりたい人は考えなければならないのは、
【劇的じゃないエピソード】【構築始めのエピソード】、
いわゆる「事態を落ち着かせる話」の時に、決して気を抜かないこと。
落ち着かせる話は打ち上げではなく戦記物長編において【再攻撃に備える】状態。
ここでふざけない。エピソードやセリフを。
正直アマチュア戦記物は、この大きなうねりが起きた、次のエピソードで気を抜いてもいい、一度読者を笑わせておこう、などと余計なことを思うのか、ふざけたエピソードを持って来る人がかなり多いです。
読み手として言いますが、そんな気遣いいらんねん!!
せっかく大きな劇的なエピソードが書けたなら、何故その直後にふざける!?
そんなのは自分を小さく、つまらなく見せる悪手になりますので、絶対しないこと。
「話を落ち着かせるエピソード」は、
アホみたいにはしゃいだり、コメディを無理に掴んで持って来なくても、きちんとした落ち着きある、心が和むような話でも書けます。
私のように読み慣れてる玄人は、正直この素晴らしいエピソードの直後にふざけられると大変イラッとして「何でいいエピソードを自分で汚すんだ」とその愚かさに作者への失望が一気に湧きかねません。
戦記物は命の遣り取りをしているので、冗談で笑うくらいは必要ですが、基本的にふざけない。これは鉄則です。
笑える朗らかなエピソードでもそこに出て来るキャラは一瞬でスイッチ入ったら怖いかを出せるような状態にはしておくこと。
どういう書き方すればいいのか。
それがこの66話で描かれています。
祖鑑さんと女たちが出て来ます。女たちはキャッキャしていますが、祖鑑はひたすら集中している様子が分かるでしょうか?
女の子たちはいいんですよ。
あの人たちはいつもあんな感じなのです。
以前甘寧が祖鑑の屋敷を訪れた時も、彼女達はいつもキャッキャしてましたが、甘寧が祖鑑に害を成そうとした瞬間、ほぼ半裸のような格好のくせに獲物を構えて祖鑑を守るために甘寧と彼の間に割って入って来る描写がありました。
彼女たちはプロフェッショナルな女なので、はしゃいでいてもチャンスが来れば獲物を絶対逃しません。
緊張感はきちんと保っているのです。
祖鑑もそう。
要するに戦記物で大事なのは
【最後の緊張感は保つこと】
なのです。
和みエピソードを書いていても、最後の緊張感は保つことを心がけている文章を見ると、やっぱり安心します。ちゃんとした書き手だなーって分かるので。
戦の合間のエピソードとなると
ふざけたり、いい加減な書き方をしてもいいと思っている人いますが、
そういう人はそんなことをしている間に上客を逃しますよ。
一番真剣に読む目を持っている読者は、こういう部分でちゃんとしていない作者を無茶苦茶嫌います。
かといって大事なのは、
ふざけないからと言って【つまらなく、地味なエピソードでいいわけではない】ということも。😇
よしふざけず真面目に書くぞと思って全然つまらない説明文みたいな回にされても、それは技術と工夫がないわけです。
小説って難しいですね~~~~~~~~~✨✨
そんなとこが大好きです……!
要するに、いいエピソードを書けた!! と思った直後のエピソードは余韻が残ってるので、気を抜かず、書くこと。
多分そんなに大量に名セリフとかは炸裂しないと思います。
今こそ言いますが、
こういうエピソードの時に
【私は必ず一話に最低一つ名セリフやいいシーンを書いているかな?】
というチェックを入れた方がいいです。
一つでも入っていたらいいのです。
二つ入ってればなおいいですし、
三つ入っていれば盤石。
そんな感じにしておくこと。
スポーツでもいいプレーをした直後に浮かれていい加減なプレーをして、失点に絡んだりする人、実は多いのです。
どんなにいいプレーしてもこれやるとプラマイゼロどころか「あいつはすぐ調子に乗るな。愚かなプレーを……だから信頼しきれないんだよ」と若干マイナス査定が付きますので、
すっごいいいプレーをした時こそ、このまま試合やレースを終わらせると、
【益々集中する】ことが必要です。
一流の選手はこれをやって来ます!✨
さて。私は三つあれば盤石な所を、見事に五つ抜粋。
十分でしょう!
①。まあ袁術は「三国一の馬鹿」です。
私は百万回くらい言ってますが、袁術が英邁な領主だったら歴史はコイツが作ってたかもしれんと。
一時孫策を配下にしてましたからね。コイツが孫堅に敬意を持ち、その息子の孫策をきちんと評価し、自分の右腕として使えるような器量があったら、かなり滅び去る人間たちの順番と内容が変化していたと思います。
こやつが英邁な領主なら従兄弟の袁紹とも協力し合って董卓と戦えたでしょうから、曹操は台頭出来なかったかも。
袁家二人の連合軍と官渡の戦いならば、さすがに曹操も太刀打ち出来なかったでしょうね。
そうしたら曹操はどうしていたのかなあ。
西か南、涼州とか、襄陽の劉表とかの方に行ったのかな。
曹操は野心があるから西の奥の方とかは行きたがらない気がしますが、
涼州と手を組むとかはしたがりそうですね。
まあでもいつもこのあたり想像するんですが、結局このあたりで息詰まるんですよ。
【まあでも、結局袁術、全然アホだしな】
でこの男が賢かったら、などと想像するのが馬鹿らしくなるのです。
歴史の「もしも」なんていうのは、とある優秀な人が一つ指した手が違ったら、どうだったかな。なんて時に考えるものです。
アホが指した手が一つ違っても、勝利はやって来たりしません。
これドーピングと同じなのです。
ドーピングなんてある程度きちんと強い奴が、疲れにくくしたり、努力せず筋肉付けたり、そんな即効性を求めて最後の最後の仕上げでズルして来る時に使うものです。
どんな大層なドーピングをしても、
運動音痴の奴がホームランバッターとかにはなりません。
ある程度のものを持っていての話です。
袁術の場合は政治家として壊滅的な運動音痴ですので、いくら「もしも」なんてドーピングした所で政治家としても駄目だし戦術家としても駄目だし男としても駄目だし人としても駄目だしで、天下統一とかには一切なりません。
こういうのをあれでしょ? 【転生したので歴史を知っている僕が三国一の馬鹿の袁術の軍師になって、袁術に天下を取らせようと思います】みたいなのを書くんでしょ?
書きたいなら書いてもいいよ。
でも書いたからなんだ💢💢💢って思いますね。
現実の、袁術によって苦しめられた人たちを無視して。
現実の、袁術が幼い頃から怠って来た努力とか、卑屈なものがあって、奴は大人になったはずなのに、そういう人間を大した大望もなく、未来を知っているから道を提示しただけで思い通り歩けると思ってるとか、考え浅すぎて反吐が出ます。
私はよく友人と話しているのですが、
犯罪グループみたいな、悪いことをもはや仕事にしてる人って、
朝起きて朝の準備を終えると
「さ~~~~~~!!!✨ 今日も元気いっぱいに悪いことするぞぉ~~~~~!!!✨」とか
「今日はどんな悪いことしようかな~~~~~~~~~っ!!?✨」
って仕事に取り掛かってんのかな? っていつもおかしくて笑っちゃうんですよ。
お前そんなだったらその考える時間いいことすることに使えよって思いますね。
ハッカーの人とかつまりそういうことしてるわけでしょ?
さて今日も他人の個人情報いっぱい盗むか……と朝起きたら取り掛かり始めんのかなと思うんですが、もはやコントの考え方や。
なんでそこまでして【袁術】を良き者にしなきゃならないのかが全然根拠なくて腹立ちますよね。
歴史で意味あることや善行しても理不尽で死んでいった人とか、
研究者であと一歩の所まで来て亡くなった人とかもいるのに。
救いたいというのなら袁術みたいな暗愚じゃなくてもっと「運命の一つの恩恵があったらこの人は」みたいな相手を探して選べよと思います。
勿論趣味で面白がって書くのは誰だっていいんですよ。
でもそんなあからさまな暗愚を「転生していいやつにカスタマイズしちゃえっ☆」とかは私はこの世で全く一番興味ないですね。
作者の美学を一切感じません。単なる悪ふざけです。
単なる悪ふざけを「芸術だ」とかいうエセ芸術家が一番嫌いな私はまあ死ぬまで永遠に友達にならなくていいですそういう発想の人は。
何の話してたか全く忘れました。
ああ……「三国一の馬鹿」の話ですね。
あんなのが大陸中央で名門の権勢を誇ってのさばっているから乱世になるんですよ。
あれぞ漢王室の腐敗のある意味の象徴ですわ。
②! あんな最高の場所に本拠地構えながら滅びて行った凡愚のあとに名前出すのも失礼な感じがして大変胸が痛むんですが、真剣に生きているのに涼州であるだけで曹魏から攻撃を受けた涼州と馬超さん。
馬超は並外れた野生の勘の持ち主なので「空気」とか「雰囲気」とか感じ取ります。
「風」とか。
この方ファンタジー小説に出演したら多分凄腕魔術師とかになって精霊の動きとかも察知できてたと思われます。
自然と共に生きて来た涼州の民は、
察知能力がずば抜けております!
【……何か、得体の知れないものがこの地に来ているようだ】
というこのセリフを馬超が言うと、
やっぱり重厚感出ますね。
馬岱も好きだけど馬超さんも私大好きなので、今後この人も戦場でのカッコよさ描きたいです。
趙雲と組ませると、どっちも「みんなが危ない時は俺が体を張ろう!!」の考え方の方たちなので、今までは「私が阿斗様を!!✨」で済んでたのが、若干
「いや俺が阿斗殿を救って来る」
「貴方は涼州騎馬隊を率いる方だ何かあってはいけない」
「お前こそ劉備殿の宝剣と言うべき人間だ。こんな所で死なせてはいかん」
「大丈夫です私は死にません」
「俺だってそう簡単に死なんぞ。何回も危なかったけど生き残って来た」
「私だってなかなか生き残って来ましたよ」
「まあそれは分かるけど……」
「いえ。口が過ぎました。私の方がなどと言いたいわけではないのです。ただ本当に危険だから……」
「俺も本当に危険だから、それなら自分が行った方がいいかなと思っただけなんだ」
「すみません。今までこういう時に最前線に躍り出たら喜んでもらえたので」
「俺もそうなんだよ。一番まずい時に「俺が!!」って出て行くとみんな馬超が行ってくれてよかった~! みたいな顔してくれたから」
「キャラ被ってしまいましたな」
「wwwここに来て被ったな」
「どうしましょうか? 月・水・金は私で、火・木・土は貴方にします?」
「www名案だ。そうしようか。日曜に阿斗殿がピンチになったら馬岱にやらせよう」
「「wwww」」
などという事態が起こってそうで可愛いですこの二人。
体の張り方被ってんだよな~~~~~~🥰
馬が輸入(?)されると、「いい馬いるか見に行こう」とか二人でワクワクしながら見に入ってそうなとこが好き🐎
いやアスリートでも優秀な人が複数いるクラブってこういうことホント起こるんですよ。
サッカーだとすっごい分かりやすいですが、
優秀な嗅覚あるアタッカーを複数前線に置くと、最後の最後ゴール前にボールが放り込まれた時にフィニッシュ地点に二人来ちゃってポジション被っちゃって激突したりすることあるのです。
「最高峰のアタッカーが二人いる故の悲劇🥰」
って頭ゴツン💥して痛がってる最高峰のアタッカー見ると微笑ましくていいもの見たな~~~🌸って思いますね。
最後の最後で俺が俺がになるとこが最高にキュートであります!
④は端的に趙雲様を的確に讃えている文として素晴らしい。
⑤【水鏡荘】門下生のこういうの大好き✨
これ前にも書いたけど【代弁】という「あいつはさ……」みたいに別の人がその人をどういう人か語ってあげたりする描写は関係性を浮き彫りにするだけじゃなく、想っていることとかも伝えられるので、私は好きな手法なんですよ。
「あの人そんなことする人じゃない」
こういう間接的な「好き」の伝え方とかもあるじゃないですか。
私とても好きなのです。
そうだなあ。
④にしておくかな。
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④
徐庶
「……相変わらず豪気な人だな。貴方という人と出会ったことは、
劉備殿の人生でも特に幸運なことの一つだ」
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劉備は関羽と張飛と義兄弟なのでそっちに関係性持って行かれがちなんですが、
私は趙雲が末の弟だと思ってるので、ついこういうセリフが出るんですよ。
忘れないで下さい貴方の幸運もう一人いますよっていうね🥰
趙雲大好き✨
【軍師連盟】にも実は趙雲様出て来ますよ。司馬懿の話なので出てくる時もうだいぶ高齢の武将として出て来るのですが、それでも一騎討ち描写があってすんごいカッコよく描かれているのが嬉しい。
ちょっとしか出て来ませんが、さすがの存在感であります!