「何だよその格好は!」
「人のこと、指ささないで下さい。失礼ですよ」
出会って早々、賑やかになる2人。
でも確かに衝撃は強いかもしれない
もし、もう一人の私が端ない格好をしていたら認めたく無くなる、と思うとエルゼさんが騒ぎたくなるのもわかる。
「だからってよりによってなんでそんなイタいゴスロリなんだよ!」
「だっ…だって!」
少し涙目になってしまうエルさん。
止めに入ったほうが良いか思う前に、睨み返し刺すように指差し叫ぶ
「どうせ何を着ても140cmのチビはモテないんですよ!!」
あ、崩折れた。
思ったよりも激しく逆上し、言われたくない言葉を言われてしまったようだ。
「私が着たいから、着たいお召し物を着る!それだけです」
「ち…チビがチビ言うな…」
大ダメージを受けながらもまだ楽しげな言い合いを続けるらしい…
なんだか見てるだけで愉快にも思えてきたから放って置こう。