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星新一『つぎはぎプラネット』新潮文庫

「同人誌、PR誌に書かれて以来、書籍に収録されないままとなっていた知られざる名ショートショート」を集めたもの。

寝る前に少しずつ読んでいるところですが、「ビデオコーダーがいっぱい ちょっと未来の物語」は、1965年に「SONY NEWS(ソニーPR誌)No.85」に掲載されたもので、どこにでもビデオがあり、というか動画が活用されており、ふだんの知人とのやりとりもビデオ(映像)でなされるようになった時代の情景。
 これ、ほとんど今のことじゃない? と思いつつ、ソニーのPR誌に出たものだから、ソニーとかの会社はこういう未来を夢見てがんばってきたのかなあ、と。

 ただし星新一の作品には常に厭世観、諦念が漂っているので、明るい未来という雰囲気ではない。そうなったときの人の有り様を距離を置いて眺めている感じ。

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