2025年9月19日、下記の長編作品(全123話+あとがき、約15万字)を完結させました。実際の執筆期間はおよそ1か月で、その後は細かな手直しを重ねてきました。同年4月1日より公開を開始したため、約半年間にわたる連載となりました。
・雪国の見守り人 -ローカル天気予報の舞台裏-
https://kakuyomu.jp/works/16818622171858611805
そして本日、10月19日で「完結から1か月」という節目を迎えます。この間、短編~中編の外伝作品を4作、立て続けに公開しました。
生成AIによれば、完結直後の「完結ブースト」およびその後1か月程度は、PV(ページビュー)が伸びる可能性があるため、状況をモニタリングするよう勧められていました。そこで、連載公開時と同様にモニタリングを継続してきました。
・完結時のPV → 962
・本日朝のPV → 1148(+186)
実際には「完結ブースト」と呼べるほどの反響はありませんでしたが、それでもPVは少しずつ積み増される傾向が見られました。その結果、最終的にPVが1,000を超えたことについては、率直に嬉しく感じています。
ただ「物語を綴る」というよりも、私が現場で感じたこと・考えたこと・伝えたいメッセージを、一通り盛り込むことができたと思っています。いわば、真面目に書くと堅苦しくなってしまうような内容を、「現代ファンタジー」という形を借りて伝えるという、初めての試みでもありました。
一方で、一般的には同程度の連載期間・話数の作品であれば、完結時点で3,000~10,000PVほどになることが多いようです。もちろん数字がすべてではありませんが、現実として厳しい結果であったことは受け止めています。
そもそもこの作品は、創作小説の中でも「ニッチ中のニッチ」に位置する内容だと考えており、PVが爆発的に伸びることは最初から予想していませんでした。
それでも今、あらためて自分の思想や感じていることを、具体的な形で整理できたことには、大きな意味があったと感じています。
本編・外伝を書き上げたところで、何者かになれたわけではありません。けれど、いつか忘れた頃に、どこかでふと光が当たることがあれば――それは思いがけない喜びになるでしょう。