• 異世界ファンタジー
  • 詩・童話・その他

【魔導士物語】第二十七話「急襲」を掲載しました

https://kakuyomu.jp/works/16817330649026392153/episodes/2912051606340283448

そんなわけで、第二十七話「急襲」です。

今さらですが、今回の遠征における総指揮官は、東国人(叡に滅ぼされた南曹という大国)の凌雲将軍です。
凌雲は南曹の大将軍で、文武に優れた名将として広く知られた人物ではありますが、なぜ叡が元は敵である彼に指揮を執らせたかは、いろいろな理由があります。

一番大きいのは、叡の支配層である西夏人は騎馬民族で、攻城戦に関する経験が少なく、ノウハウを持っていなかったからです。
その点、東国人は古くから攻城戦を繰り返し、攻略・防御ともに戦法が確立していました。
東国の主要都市は、王国の四古都のような城塞都市で(シンボルとなる城は存在しない)、凌雲将軍は城攻めの名手として有名だったからです。

本文でも説明されていますが、将軍の上には総監として叡皇帝の子息であるオドゥが置かれ、羅の国攻略が成功すればオドゥの功績となり、失敗すれば凌雲の責任が問われる仕組みになっていました。

何度も前出している攻城櫓は東国で発明されたものですし、鶴翼の陣も東国の兵法書に見られる有名な戦法です。
羅の国をはじめとする西沿岸諸国は、古くから先進国である東国に使節を派遣し、朝貢しながらその優れた文化を移入していました。
そのため、両国には共通する文化・風習が数多く存在し、言語が違っても使用する文字は同じという、奇妙な共通点も持っています。

さて、いよいよ戦いが始まりましたが、数で劣る羅の国が不利であることは最初から分かっています。
ただし、彼らは虎狼関という、依って立つ拠点があるので、どうにか持ちこたえられる状況です。

たびたび登場する羅の弓ですが、これはあからさまに和弓がモデルとなっています。
AIさんに聞けばすぐに分かりますけど、和弓は威力・飛距離・命中率とも、西洋の弓を圧倒する世界最強の弓です。
西洋ではウェールズやイングランド(この作品世界ではケルトニアに当たる)のロングボウが有名ですが、これとて和弓には及びません。
今回もちょっと東国人弓隊が登場しますが、彼らの弓はこのロングボウのようなものだと思ってください。

そんなわけで、戦いは風雲急を告げてきました。
突如勃発した歩廊上の戦いは、どうなるのでしょうか? どうか次回をお楽しみに!

そんなわけで、いよいよ次回は戦闘回。どうぞお楽しみに!

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する