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雪桃娘

「雪桃娘って知ってる?」
「知らん、何それ……怖……」
「いや、怖くねーわ。雪苺娘の桃バージョンだわ」
「え? 美味しそ」

「実際うめーぞ」
「えー、売ってたんだ。私の分は?」
「ねーわ! てか最後の1個だったし」
「ケチ」

「知るか。自分で見つけて買えや」
「でも見た事ないぜ」
「イオンに売ってた」
「イオンかー遠いなー。ローソンにないかなー」

「ローソンで売ってたら330円だから手が出ん」
「そうそう、気がついたら高くなってんのビビる」
「コンビニスイーツとは言え、300円越えたらちょっとねえ」
「みんなこの物価高が悪いんや」

「てかイオンなら安かったん?」
「最後の1個やったからね。賞味期限が当日で割引やったのよ」
「て事は売れ残り? 本当に美味しいん?」
「桃が嫌いでなければ。雪苺娘の苺が桃になってるだけやし」

「うーん、これは食べてみたい」
「買えばぁ~?」
「売ってねーんだよっ」
「地元スーパーにも入荷してくれんかなあ」

「でもさ、桃が行けるなら他の果物も行けそうだよね」
「確かに」
「いちご大福のバリエーションでも色々あるじゃん。アレで行けるやつ、全部いけんじゃね?」
「雪マスカット娘とか? 美味しそう!」

「ちょっとググったら雪苺娘のチーズ味とかマロンてのもあったっぽい」
「チーズって美味しそうじゃん!」
「しかもチーズはコンビニ限定だって!」
「嘘やん……見た事ないで……」

「じゃあ、近場のコンビニぐるっと見て回らんとやね」
「でも330円はなあ……」
「それなー」

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