何もかもを煙に巻いて
僕もそのまま空に登っていこう
夜はまるでなにもないみたいに真っ暗で
ほら怪しい気配に溶けていくよ
ととと ととと とととと
どこかでそんな感じの音がする
鏡に映らない子供達
笑い声が長く伸びていく
あはは
チューリップ達が踊ってる
僕はそれを眺めてる
柱時計が3回鳴ったよ
まるで何でもないみたいに
ずっとこの空は黙っている
そうだよ小鳥達がいないもん
フクロウも眠っちゃったのかな
夜を誰かが塗りつぶしたから
僕は流れ星を探せない
あの辺りにいっぱい魚が泳いでいるのに
寒い風が鼻をくすぐるよ
どこかから聞こえるはずの声が
僕にはまだ聞こえない
みんなどんどん羽を生やしてるのに
最後の定期便のチケットすらないんだ
どこまでも静かだから
これが本当の景気かも知れないね
そこからやって来てそこに帰る
お迎えがくるまでは笑っていよう