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煙のような夜

 何もかもを煙に巻いて
 僕もそのまま空に登っていこう
 夜はまるでなにもないみたいに真っ暗で
 ほら怪しい気配に溶けていくよ

 ととと ととと とととと
 どこかでそんな感じの音がする
 鏡に映らない子供達
 笑い声が長く伸びていく

 あはは
 チューリップ達が踊ってる
 僕はそれを眺めてる
 柱時計が3回鳴ったよ
 
 まるで何でもないみたいに
 ずっとこの空は黙っている
 そうだよ小鳥達がいないもん
 フクロウも眠っちゃったのかな

 夜を誰かが塗りつぶしたから
 僕は流れ星を探せない
 あの辺りにいっぱい魚が泳いでいるのに
 寒い風が鼻をくすぐるよ

 どこかから聞こえるはずの声が
 僕にはまだ聞こえない
 みんなどんどん羽を生やしてるのに
 最後の定期便のチケットすらないんだ

 どこまでも静かだから
 これが本当の景気かも知れないね
 そこからやって来てそこに帰る
 お迎えがくるまでは笑っていよう

2件のコメント

  • のべぷらに詩のカテゴリができましたぞ!さあ!さあ!
  • 上原 友里さん こんばんは☆彡

    カクヨムにも『詩・童話・その他』があるじゃないですか。私はそこで充分です。のべぷらは詩のみに特化したジャンルが出来たのですね。盛り上がるといいですね。
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