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処女短編を書き終えて。執筆のきっかけ。

【あとがき】

「完全な器」
昭和。 1920年頃か、1940年代年頃かストーリーの都合上、時代はボカシてあります。
この間には日本は日中戦争、太平洋戦争を経験します。

1920年頃か、1940年頃か、雰囲気重視の”奇跡譚”。

怪奇譚の形を借りた導入から始まりますが、本題は人間の「世を生きる」という行為における辛さからの解放の物語を一つ提示したつもりです。
新旧聖書的「啓示」、原始仏教的「悟り」、精神医学的「認知行動療法」、といったツールに依って、”私”を観察する中で行いました。
この作品にはいろいろな謎がちりばめられていますが、作者が意図的にほのめかした謎には全て明確な答えがあります。

処女作執筆の直接の始まりは、Twitterにて相互FF様の、「言葉をを適当に振ってくれれば、適当に序盤をtw。」というタグを見つけて「泥酔。染付け」と振ったら提示された『「そいつで呑む時は泥酔はするな。必ずだ。」 とそいつは言った』にて〆は半日以内で拵えた処女短編。

「書く」って楽しいのですね。
知りませんでした。

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