それは、昨日の出来事だ。
職場で1本の電話が鳴った……。
その番号は通常使っている番号ではない。
数年前までうちの会社で、とあるチョコのプロデュースをしていた時に使っていた、別の会社名義の番号。
今はやっていないのだが、バレンタインが近いこの時期、今でもやってると思って営業電話や問い合わせが来たりする。
ので、迷わず取った。
すると、しわがれたご老人の大きな声で
「ちょっと、どうなってんの!?」
と言われる。
脳内「???」ではあったが、とりあえず話を聞く。
「お宅の川原さんがねぇ、今日の13:30に来るって言うからねぇ、私ずっと待ってるんですよ! だけどねぇ、全然来ない!」
時計を見れば、時刻は14:00近い。
確かにこれは、遅刻だ。
しかも、連絡もなしだとすれば、失礼な話である。
「ああ、なるほど。ですが……」
「それでねぇ! 何時になったら来るのかわかんなくて、困ってんですよ!」
「わかりましたけどですねぇ、あの~!」
「ああんっ? あのね、私がね、言いたいことはふたつ!! まず、川原さんはどうしたのか! 日にち改めて出直していただきたいんで、次、いつ来るのか!」
「だから! ちょっと待ってくださいよ!」
「はぁぁっ? いいですか! 今から私の方の番号申しますんでね、連絡してください! 番号は、080-#&%!」
俺の話を、聞け~~~~~~!( ゚Д゚)
老人相手、しかも私の話を全く効かない相手を前に、私も若干切れながら対応。
「わかった!?」
「はい、お話はね、わかりました! 最後に一つ、よろしいですかね!?」
「ああん? だから、川原さんが!」
「どこにおかけですかね!?」
「ああんっ? 川原さんと連絡が取れないから電話してんだ!」
「では! その! 川原さんの会社の名前はなに!?」
「ああん? 会社の名前!? ちょっと待って!」
なにやらもぞもぞ声がし、奥さんに電話が渡された。
「もしもし?」
「あー、あのですね、うちに川原というものはおりませんので、間違ってると思うんですけど?!」
「は? 電話番号が違うの?」
「はい、多分!」
「前に掛けた時は繋がったんですけどねぇ!? じゃ、掛け直すわ!」
ガチャ。
――――――あ~や~ま~れ~~~~~~!!(ノシ´◉ᾥ◉)ノシ バンバン
川原!!
お前どこで何してんねん!?
遅れるなら電話1本入れろ!
てか、どこの会社の、なに屋だよ!?
なんで私が怒られねばならんのじゃ!!
川原ぁぁぁぁぁ!!!Σ(ノ`□´)ノシャーー!!
ってことがありました。
酷い話です。
なんで老人は人の話聞かないんでしょう?
川原が詐欺師だったとしても、私はあの夫婦に同情しませんよ?
いや、これで川原が得する展開も腹立たしいから、川原は逮捕されろ!( ゚Д゚)
そんなこんなで三連休。
ぼちぼち。
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