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夏休みの迫水


「ここの蛍、ずっと見せてやりたかったんだ」

夏の夜の泉は蛍が幻想的に舞う。これほど見事な水源はこの山には他にないだろう。
いつか誰かに見せたいと思っていた。
とはいえ、この場所に来るには、道とも言い難い山中を通るしかないから、安易に人は呼べなかった。いやそもそも、一緒に来てくれそうな人が知り合いに居なかった。

「すごい……けっこうちゃんと光るんですね。どういう仕組みなんだろう……」

正城は初めて見る蛍に感嘆していた。
光景のロマンチックさより生態のほうが気になっているのは、彼らしくて面白い。
正城はあまり虫や草木に縁のある生活をしてこなかったようだけど、興味はちゃんとあるようだ。
連れてこれて良かった。

夏休み、正城が上川に泊まりで遊びに来ている間に、もっといろんな事を体験させたいし、一緒にしたいと思う。

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こんにちは、なごちです!
夏の蛍イラストを描いたので小話と共に投稿してみました。
ちなみに不思議な泉への道の長さは変動するため、覚醒した迫水と正城ならわりとすぐ着きます。というわけで山に入るような服装じゃなくても平気なのです。


新作は夏の連休で一気に仕上げます!(意気込み)
清書しながら連載していくので、開始したら週2更新になるかなと思います。

また近況ノートを使ってキャラや世界観の小ネタを話していこうと思います。
それでは、皆さま暑さに気をつけてよい夏休みを!

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