ぼくとび完結しました。
GAの〆切りに間に合ったのか?
まあそれはともかくこの物語はちゃんと駆け足でも終わらせたかった。
再起権という概念があります。
その概念の一端を表現したかったのがこの作品です。
人は人を赦せない。
だけど人生をやり直す権利はあるんじゃないのか?
という思いからこの物語は始まっております。
再起できる権利。
私自身がそうでしたが、一度病気でまじで人生ドロップアウトしかけました。
なんとかやり直すチャンスが与えられて、いまこうして精一杯生きている。
たとえどんなに醜い罪を犯しても、悔い改めたならば先へ進んでもいいんじゃないのか?
そういう思いがありました。
一度失敗すればもう次はない。そういうことが世の中には多いです。
多分世間様の実感はそうでしょう。失敗したらもうおしまい。
だけどそうじゃないんじゃないか。いっぱい人を傷つけても、たとえ間違っていてもいつかは光が差すんじゃないか。
そう思って足掻いてもいいんじゃないか?
それをとにかく表現したかった。
過去の因縁はどこかでケリをつけなきゃいけない。だけど幸せになる権利を邪魔はできない。その意思は肯定されなければいけない。
再起すること。
ただその権利がこの世にあることを切に祈り。あとがきを終わりにしようと思います。
読んでくださってありがとうございました。