私の純文学の師匠は、入選してからおおよそ1年、執筆依頼が来ても、出した原稿を突き返される、そして改良するがまだ取ってくれない、そういうやりとりをしていたらしいです。
私も入選して初の執筆依頼だから、当然突き返されるものだと思っておりました。
しかし運が良かったのか巡り合わせが良かったのか、1発で原稿を取ってもらえて、依頼による原稿料を初めていただきました(依頼以外では、受賞作で1回目の原稿料です。もちろん安いです)。
今はその一区切りがついたので、仕事中以外は引き籠って新作をガンガン書いていきたいなと思っていたのですが、中国地区研究集会なるところに呼ばれました。
最初は断ったのですが、最近になって、師匠から来てほしいと言われたので、行く決心がつきました。
もともと、「文学賞に出しなさい」と2年前くらいに言ってくださったのが師匠なのです。
20年近く純文学は書いていますが、明確に賞を取りに行ったのは師匠との出会いがあったからなのは間違いありません。
そんな人の「お願い」なのだから、断るはずがありません。
私は時間リソースをかなり潔癖に使う人間だから、あまりこういう場には行かないのですが、今回は行ってきます。
書く時間が減る分だけ、フィールドワークしてやろうとしみったれた決心をしています。
カクヨムの更新が遅くなりがちなのはしょうがないのかもしれません。
しかしまあ、自分は去年は完全に名もなき物書きだったわけですが、今回は「受賞者の作品」として読んでもらえるのです。
自分の腕は殆ど上がっていません。
でもラーメンハゲが「ヤツらはラーメンを食ってるんじゃない。情報を食ってるんだ」と言っているのは真理で、文学も小説を読んでるんじゃない、誰々が書いているかの情報を読んでいるんだ、そう思えてきてならないのです。