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宇宙オークションについて

このお話は、お題からストーリーを考えるという方法で作った最初の作品です。
実は「World Maker」という、集英社(多分)のコンテンツ用に考えたお話でした。

World Makerは漫画を作るためのアプリです。コマ割り、背景、キャラクターといった素材がたくさん用意されていて、絵が描けない人でも漫画を描けるといった趣旨のアプリです。
結局、キャラクターをコマの中に配置していくという作業が面倒くさく感じて、インストールだけしてほとんど使いませんでした。
ただ、一度だけ、やる気で満ち溢れていたときに、コンテストに応募してみようと思いました。その時に見つけた「価格破壊」というテーマのコンテスト用に考えた作品です。

結局、漫画用のストーリーは考えましたが、アプリの使い方を習得できずに構想だけ頭の中に残ってしまいました。

漫画なら絵があるので、登場人物を増やしても問題ないと思い、絵が派手になりそうな話を考えました。しかし小説になると、たくさんの人物を同じ空間で喋らせてはいけない事に気が付きました。
気が付きましたが、人数を減らすとオチが弱くなる気がして、まずは作品として完成させようと、やっつけでまとめた話です。
しかも、コンテストの応募要件に合わせようと、一万文字に収めた結果、非常にまとまりのない作品になった気がします。

ただ、お題があって、自分が面白いと思う作品を作っていくのは結構楽しい体験でした。窮屈な作品ですが(文字数制限のせいで)楽しんでいただけると幸いです。

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