• 現代ドラマ
  • 創作論・評論

ぽんぽん丸甲子園 予選通過2作目

鯛とハルシネーション/隣乃となりさん
https://kakuyomu.jp/works/822139842805625028

おもしろかった…。

『海水の味も文通も知っているのに、私たちは今際の際まで金属の中に幽閉され続けるのです。』

もうこの一文が出たら予選通過です。文字数関係ないかもです。

ロボットを通して人間を書く。ターミネーター2と、あと個人的には花より男子も同じ手法です。人間性を持たないものを主軸にするからこそ、より人間に迫ることができる。そこまでは誰でも思いつきはするんですが、うまく書き切ることは難しいです。

また基本的にはロボット的存在が人間性を獲得していく構成になることが多いのです。この物語は逆ですね。

ロボットそのものがすでに人間性を持っている。

無機質なシュワルツネッガーが徐々に冗談を言うようになるのではなく、ロボットが感性豊かでそもそも人間性を持っている。

たぶん、ここがミソです。オリジナリティ。

外から見ても人間性なんてわからんのです。なんなら私も自分が人間かどうかなんてホントのところはわかりません。だからひょっとすると誰にも人間かどうかなんてわからないのかも。

なのでこの話は私達皆に響く構造をしています。

「人間とは?」

どこにも答えのないものを抱えながら生きなければならない。幽閉されるのが金属か有機物の差しかないんですよね。

きっとだから肯定するんです。何を知っているか、何を知らないか、たくさん伝え合う。そうしてほんの一瞬、私たちも確かに人間のフリができるのだと思います。

この物語を読んで人間性ってきっと常にあるものじゃなくて、みんなの中に当然あるものじゃなくて、めちゃくちゃ頑張った誰かとの間に一瞬宿るものなんだと感じました。

というわけで1000字の中で生きる難題、しかも解決策まで書き上がっていました。お見事です!隣乃さん予選通過おめでとうございます!!

だからこそちょっと申し訳ないのですが参加が振るわないです…シンプルに私の知名度不足です…!!すいません…!

まだ見ぬ才能が去来すると妄想していましたがそうでもない。昔大学の後輩がどこかで埋もれているまだ見ぬアートの才能を探す旅に出ると言った時に「そんなもんいない。才能は誰にでも求められるから埋もれない。きっとSNSで探してから会いに行った方が早いよ」と言ったのは私でした。

ちょっとひどいなと思われるかもしれませんがその後輩「毎月30%の利益が出る投資先を見つけたからそれが旅の資金です」と言ってたので許してください。そんなもんはないです。あの子、元気にしてるかな。幸せになってたらいいな。

あの時の後輩を止める熱量でやっていかないといけないのかもしれないです。とはいえここから私のできることで爆伸びあんまり期待できないのかな…とアート系にしては数字に強い私は感じています。

なのでみなさんよかったら拡散お願いします🙇‍♂️

私がダサいのはそういう、スタンスなのでむしろいいんですけど、すでに参加いただいた方が退屈するのはよくない!!ということで殆どしないお願いになります!もしご賛同いただければ!

若者の良い作品によりよいマッチメイクを!

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する