心霊動画配信者うぜえ の挿絵
https://kakuyomu.jp/works/822139839990551199/episodes/822139840377062537
これの挿絵。
挿絵その２はこちら。
https://www.seaart.ai/ja/explore/detail/d4klrh5e878c73fb8cig
おまけで
１９日くらいに更新セット予定の
平和が嫌いって話じゃないんだってば
のプレビュー
挿絵も
https://www.seaart.ai/ja/explore/detail/d4nt3sde878c73f19kbg
あとタン塩女帝……ブラックヴァルキリー・カーラのテキトーな料理風景も
https://www.seaart.ai/ja/explore/detail/d4npqi5e878c73f8fjq0
桜雪さゆの火アホ美。もとい、火遊び。こんな事するけど雪女です。
https://www.seaart.ai/ja/postDetail/d4n37mle878c73eql260
ミアス＝ライトナ：「皆さん、こんにちは！ あの、出雲様と日本武尊様がお出かけになっているのは、月光という国のリゾートホテルの件ですわよね？ ニュースで見ましたわ」
最近めきめきとゲームに慣れてきたエレナが、礼儀正しく会話に加わる。その言葉に、冬華が静かにキーボードを叩いた。
水鏡：「ええ。筋トレ松町リゾートホテルとか言ったかしら。いわくつきの場所で、悪霊の目撃情報が絶えなかったそうよ。あの二人が行けばすぐに片付くでしょうけど」
Haruhime：「てか何日も前に片づけたし、水鏡ぃ～！」
タン塩女帝：「……暇つぶしか」
カーラの短い一言が、チャット欄に妙な重みを与える。そんな穏やかなゲーム空間とは対照的に、ミハエルの背後、現実世界では不満のオーラが渦巻いていた。
「ひまー！ 暇ー！ 平和なんてつまんないー！」
天馬蒼依が、ミハエルの椅子の背もたれに両腕を乗せ、唇をこれでもかと尖らせて騒いでいる。彼女は心底、退屈で死にそうだった。
「そんなに平和が嫌なら、他の国に行けや。カイアスなんていつもトラブルが起こってるぞ」
たまらず、ミハエルが画面から目を離さずに吐き捨てた。
「あそこは気に入らないの！ 平和が嫌いって話じゃないんだってば。カイアスは空気がキナ臭すぎて、精神がギスギスするのよ。女王も虫が好かないし。アイ＝コウシャクレイジョウ＝セイジョ＝カイアスって野郎」
蒼依は忌々しげにその名を口にする。異世界から来た転生者たちをおだてあげ、ヴァーレンス侵攻の捨て駒にしようと企んでいる、怜悧で狡猾な女王だ。
「まあ、その計画も頓挫しているんだけどな。わたしたちがひとりひとり、異世界転生させている女神――に化けているルシファーよりも強いもんだから、手も足も出ないのさ。蒼依、君もそろそろルシファーの強さ超えるぞ」
ミハエルはヴァルキリーオンラインの操作を続けながら、まるで今日の天気の話でもするかのように、背後の蒼依に事もなげに言った。
「えっマジ！？ ルシファーって悪の親玉じゃないの？ 才能あって美人なわたしはこまりますなぁ～～！」
「それよりアンはどうしたんだ？ 君の連れの、冒険者仲間の。あと、ガートルードにユーナは？」
「アンは……わ～ちゃんねるで動画更新してるよ。『元冒険者女子が教える、護身術講座！』とか言ってさ。結構人気出てて忙しいんだって」
これの挿絵。
挿絵その２はこちら。
https://www.seaart.ai/ja/explore/detail/d4klrh5e878c73fb8cig
おまけで
１９日くらいに更新セット予定の
平和が嫌いって話じゃないんだってば
のプレビュー
挿絵も
https://www.seaart.ai/ja/explore/detail/d4nt3sde878c73f19kbg
あとタン塩女帝……ブラックヴァルキリー・カーラのテキトーな料理風景も
https://www.seaart.ai/ja/explore/detail/d4npqi5e878c73f8fjq0
桜雪さゆの火アホ美。もとい、火遊び。こんな事するけど雪女です。
https://www.seaart.ai/ja/postDetail/d4n37mle878c73eql260
ミアス＝ライトナ：「皆さん、こんにちは！ あの、出雲様と日本武尊様がお出かけになっているのは、月光という国のリゾートホテルの件ですわよね？ ニュースで見ましたわ」
最近めきめきとゲームに慣れてきたエレナが、礼儀正しく会話に加わる。その言葉に、冬華が静かにキーボードを叩いた。
水鏡：「ええ。筋トレ松町リゾートホテルとか言ったかしら。いわくつきの場所で、悪霊の目撃情報が絶えなかったそうよ。あの二人が行けばすぐに片付くでしょうけど」
Haruhime：「てか何日も前に片づけたし、水鏡ぃ～！」
タン塩女帝：「……暇つぶしか」
カーラの短い一言が、チャット欄に妙な重みを与える。そんな穏やかなゲーム空間とは対照的に、ミハエルの背後、現実世界では不満のオーラが渦巻いていた。
「ひまー！ 暇ー！ 平和なんてつまんないー！」
天馬蒼依が、ミハエルの椅子の背もたれに両腕を乗せ、唇をこれでもかと尖らせて騒いでいる。彼女は心底、退屈で死にそうだった。
「そんなに平和が嫌なら、他の国に行けや。カイアスなんていつもトラブルが起こってるぞ」
たまらず、ミハエルが画面から目を離さずに吐き捨てた。
「あそこは気に入らないの！ 平和が嫌いって話じゃないんだってば。カイアスは空気がキナ臭すぎて、精神がギスギスするのよ。女王も虫が好かないし。アイ＝コウシャクレイジョウ＝セイジョ＝カイアスって野郎」
蒼依は忌々しげにその名を口にする。異世界から来た転生者たちをおだてあげ、ヴァーレンス侵攻の捨て駒にしようと企んでいる、怜悧で狡猾な女王だ。
「まあ、その計画も頓挫しているんだけどな。わたしたちがひとりひとり、異世界転生させている女神――に化けているルシファーよりも強いもんだから、手も足も出ないのさ。蒼依、君もそろそろルシファーの強さ超えるぞ」
ミハエルはヴァルキリーオンラインの操作を続けながら、まるで今日の天気の話でもするかのように、背後の蒼依に事もなげに言った。
「えっマジ！？ ルシファーって悪の親玉じゃないの？ 才能あって美人なわたしはこまりますなぁ～～！」
「それよりアンはどうしたんだ？ 君の連れの、冒険者仲間の。あと、ガートルードにユーナは？」
「アンは……わ～ちゃんねるで動画更新してるよ。『元冒険者女子が教える、護身術講座！』とか言ってさ。結構人気出てて忙しいんだって」
