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『アガルタのイオリ』第78話 牧野信一『ゼーロン』と山岳馬

今回ゼーロンという馬が登場します。
この名前は牧野信一の短編『ゼーロン』から拝借しました。
この作品ですがストーリーは……すいません、完全に忘れました(苦笑)。
ひどく幻想的な内容だったことと「ゼーロン」という馬の名前だけ覚えています。
このネーミングセンスは昭和初期の作家として日本人離れしていると思います。
「浮世離れしている」といってもいいかもしれません。
牧野信一は39歳で自殺しましたが、吉行淳之介は梶井基次郎と並んで牧野の短編を高く評価していました。

ユーチューブで日本の代表的な山岳馬である木曽馬が、富士の樹海を駆ける動画を見つけました。
胴長で短足な山岳馬の特徴がよく出た力強い走りで、スピードも想像以上に出ています。
「オスカーもゼーロンに乗って山岳地帯をこんな風に駆けたんだろうな」
と想像したら楽しくなりました。
すばらしい動画です。
ぜひご覧ください。

紅葉台木曽馬牧場、富士の樹海を駈ける和種馬
https://www.youtube.com/watch?v=94ac3Sebzd4&t=1s

『アガルタのイオリ』第78話 山のカルマ
https://kakuyomu.jp/works/16818622176421206781/episodes/16818792437567074609

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