こんにちは、海野ぴゅうです
皆様お元気でしょうか?
タイトル通り、先週の水曜日の夜から右下半身に激痛が走り坐骨神経痛で苦しんでおります
BBAが三連休で遊び過ぎて身体を壊したわけですが、この際いつもなら読めない本を休みの日にゆっくり読んだりしています
積読解消期間
カクヨムは目が疲れて症状が酷くなるのでなるべく封印しています
ってことで、読んだ本の中で一押しがこれ
↓
『ハジ・ムラート』トルストイ
私のような小娘ならぬ小BBAが読むにはハードルが高いトルストイ先生ですが、ずっとこの『ハジ・ムラート』は気になって仕方なかったんです
ちなみにドストエフスキー先生は『罪と罰』を学生時代、『カラマーゾフの兄弟』を娘を妊娠してる時に読んでいるのですが、私にはドロドロしてて読みやすかったですw
みんな大好きアリョーシャの『幼年時代は美しい思い出には不思議な力が秘められているんですよ、かりにその後の人生で暗い絶望に落ち込んで魂が枯渇し荒廃しきってしまうようなことがあってもこども時代に心に刻まれた美しい思い出がたった一コマでもあれば、それはきっとどんな説教、どんな哲学よりも力強くその魂を堕落から救い出し瑞々しく甦生させてくれることでしょう』という超長セリフはこれから子どもを産もうとする私にぐっときました
…スキーとか登場人物が覚えられないのが大変なのは同じですが、トルストイ先生はとっつきにくい
とにかく余裕がある時に時間をかけて読む作家たちなのは間違いないです(私は頭が悪いので)
簡単に紹介しますと、主人公ハジ・ムラートはターバンを巻くイスラム教徒(多分シーア派)です
まず正教徒であるトルストイ先生が異教徒を主人公にして物語を紡ぐわけで、そこも萌えポイントです
※この作品を書いている時点でロシア正教から破門済
主人公はロシアの南部カフカーズ地方でロシアやタタールの支配から逃れる為戦うコザックです
しかしイスラム教徒内の勢力争いで敗れて仕方なくロシア軍に寝返ります
そしてロシアに家族を取り戻して欲しいと何度も軍に懇願しますがのらりくらりとかわされます
まあロシア人にそんな約束を守る気はないわけで
家族をイスラム教徒に人質に取られているので戦えないし、ロシア軍に失望した彼はとうとう仲間と共に家族奪還に向おうとするのですが…
まあ簡単に言うとこんなあらすじです
主人公ハジ・ムラートが自分より家族を優先して生きるところや、明らかにイスラム教徒を下に見て扱うロシア人、その中でもトルストイ先生を思わせるロシア軍人の語り手ブットレルと強い友情を結ぶところなど読み所200%でした
あと特筆すべきはロシア皇帝が命ずる刑罰ガントレットの無慈悲さ
この時代死刑が禁じられているのですが、実質死刑より惨かったりします
どこまでもロシア皇帝や軍、宗教者を冷酷に書いています
あと面白いと思うのが、人の表情に『羊のような美しい目がじっとまじめにハジ・ムラートを見ていた』というように動物を比喩に使う点です
他のロシア小説でもそう感じた瞬間があった気がします
無垢な動物に聖なるものを感じとる力にどきりとします
トルストイ先生は貴族で若い頃にカフカーズ地方へ兄とともに従軍しています
今でいうチェチェンは昔から紛争地だったんですね
いろいろ書きましたが、何が言いたいかって坐骨神経痛になるのも悪くないってことですかね
痛すぎて動きたくないのですが寝ているだけでも座っていても痛いw
もちろん運転してても皿を洗ってても咳をしてもビリリと激痛がはしります
どうせ痛いならと平日は出社してます
どうせ痛いので日曜に『チェンソーマン レゼ編』を映画館で観て特典のブックレットも頂きました、杖を突きながらw
ここぞとばかりに夫に靴下と靴をはかせ、スーパーの寿司や総菜祭りww
何しても痛いのでむしろこれまでの悪行に対する刑罰の一種だと思って我慢してます(反省点は多々あり)
これでリセットされるといいのですが…
この分宝くじ当たらないかな、ってことで長文失礼しました
皆様も良き休日をお過ごしくださいませ
ぴゅうでした
↓ 『ハジ・ムラート』と届いたばかりの米津玄師さんのニューシングル
『チェンソーマンレゼ編』は戦闘偏差値が異常に高いくせに恋愛偏差値ゼロ、知能言動が小学生男子のデンジ君がめっちゃ最高でした
