お久しぶりです。
カクヨムコン、過去一に苦戦している西奈です💦
特に、お題フェス、そしてpha賞!!
初手の『未知』から、完全にやられました。
とにかくさんざん悩みまくって、ようやく物語を思いついたのは、
昨日(締切日当日)の朝。
その前日に読んだ、ヴォリス・ヴィアンの古典、『うたかたの日々』が、アイデアをくれました。
ちなみに『うたかたの日々』は、妻の肺に睡蓮の花が寄生してしまい、身を崩して尽くす夫。この二人を中心とした、悲恋と悲劇の物語です。
ただ、『ホラー』は難しい!!
普段読まないから、そもそも経験値が圧倒的に不足しているのですよね。
それでも(時間内に)書ききれただけ、良かったのかも💦
そんな紆余曲折を経てお届けするのは、こちら。
表紙は変わらず、作品を読んだうえで、妻が書いてくれました。
『種を吐く。』
https://kakuyomu.jp/works/822139841224814412本家?ヴィアンとは違う方向で、人間の醜さを、わりとストレートに描いたと思います。時間もなく、練度という意味では差がありますが、『あたしが沈む空間は。』に、少しテイストが似ています。
『あたしが沈む空間は。』(西奈作品で、トップの★数)
https://kakuyomu.jp/works/16818622172796612284いつもと違う方向から書いたので、課題はたくさん残りましたが、
良い経験になりました。
ちなみに『うたかたの日々』は、岡崎京子さんがコミカライズされているよとSNSで教えていただき、早速注文しました。
同じくコミカライズが大成功していた古典といえば、マルグリッド・デュラスの自伝的小説「ラマン 愛人」。
こちらは、原作は独特の文体と構成でかなり読みにくいですが、コミカライズ版はその全てを回収してくれるほどの美麗な作品です。
好きな漫画、一位です! ホントに、ホントにお勧め!!
話が逸れました💦
年内の活動予定ですが、もしかしたらカクヨムコンに参加するかもしれないし、しないかもしれません。次回は年末のご挨拶、ということになるかも。
せっかくなので、今年は「りん。」で〆たいとも思いますが、こればっかりは体調次第なので、成り行き任せです。
また何か書いたときは、よろしければお立ち寄りくださいませ。
それでは。