僕は過去に、電撃大賞に本気で挑む2年間を送りました。
その際のことは、『2年間、電撃大賞に挑み続けた僕が悟ったこと。』というエッセイに記し、カクヨムに掲載していました。現在は断捨離マンで消してあります。
僕が電撃大賞に挑んだのは、2014年6月〜2016年7月まで。
第22回、23回ですね。
それまでは、第20回に一度2作品応募して、いずれも一次選考に落ちていました。
けど、気合を入れたおかげで、第22回では送った4作品全てが一次選考を通過し、その内の1作品が4次選考まで進んだので、ちょっとだけ名が知れ渡りました。
でも、第23回は調子に乗ったせいか4作品が一次落ちで僕の挑戦は初めて終わりました。
その時は、メンタルがまあまあ強い僕も、さすがにショックで生まれて初めて、本気で死にたいと思いました。
けど、その翌日にはあっさりと復活して、そのエッセイを書きました。
その締めくくりに、僕はこう書きました。
これからは、Webにシフトします。
そうやって、ファンを作った方が、結果としては良いと。
そして、今ここまで来て、僕の考えは正しかったし、あの時の電撃大賞で落選して良かったと思います。
受賞者の9割以上はもう存在が抹消された感じになっちゃうので。
その後の受賞者の悲痛な叫びとか、もう見ていられなかったので。
僕はその受賞者の枠に縛られることなく、コツコツとWebで活動して、今では過去の自分に比べてより多くの読者に作品を読んでもらえるようになりました。
だから、あの時、電撃大賞に落ちて良かったと思います。
当時の僕なら、考えられなかったことですね。
ちなみに、僕は以前まで『なろう』でも活動していました。
一応、中堅レベルくらいにはいましたけど、作品とかみんな断捨離して離れました。
アカウントは残していますけど。ノクターンのアレもあるし。
なろうは良いサイトで、間違いなくネット小説サイトでナンバーワンだと思いますけど。
僕個人としては、カクヨムの方がすっきりした感じのレイアウトで、開放感があるので好きです。
あと、読者層もこっちの方が僕には合うかなと。
なろうの方が読者の年齢層が高く、またオタク度も濃厚だと思います。
だから、ライトな僕にはちょっと合いません。
その点、カクヨムはライトオタとか一般の人がなろうよりも多いので、僕には合っているかなと。
とにかく、僕はカクヨムが好きですね。
これからどんどん伸びて、利用者もアクセス数も、なろうとタメを張れるくらいになったら面白いと思います。
そんな感じです。
とりあえず、新人賞を受賞することが、全ての幸せじゃないってことですね。
どんな状況でも浮つかず、コツコツと自分がやるべきことを積み上げて行けば、自ずと結果は付いてきます。
たぶん(笑)