今日知ったのですが、先月に集英社の「ヤング〇ャンプ新人漫画大賞」に佳作で受賞した作品にAI疑惑がかかっているようですね。
該当作を以下に記します。(伏字は使いますが)
作者:森永侮〇戊ン
作品:御国の羽〇斬様
まず先にお断りしておきますが、現時点ではあくまで「AI疑惑」です。
そしてコンテストの要項に「AI作品に対する規約」はありません。
まだ本当にAIで作った作品かどうかは確定しておらず、AI作品だったとしても「それ自体」は問題にはならないということです。
ただし要項には「著作権に関する規約」はありますので、AI作品だった場合はそちらに抵触する可能性はありますが。
先月にカクヨムでも似たような事例はありましたが、当然こうなりますよねぇ。
案の定けっこう炎上しているようですし、恐らく出版社のコンテスト運営は対応に追われているのではないかと思います。
まぁ現在はまだ運営側も着地点が見えていないと思いますので、出版側の苦労はまだ続きそうですねぇ。(他人事ww)
今後AI技術が向上すればさらに人間と区別がつきづらくなりますので、落ち着くのは当分先かと思います。
ちなみに件の作品ですが、私も読みました。
読む前からAI疑惑があったのでフィルターはかかっていたと思いますが、かなり凄いですねぇ。(AIがw)
確かに違和感を覚えるところは所々にありましたが、人間でもあり得るレベルのミス・描写ブレだと思いますね。(一部除くw)
一方で「これだけ描ける人間なら、しないであろうミス」のような描写もありましたね。
よく突っ込まれていたのは「女にヒゲが生えている」「角の形が変わっている」ですね。私が気付いた部分としては「背景の不自然さ」がありました。
ですが「新人漫画家」なら、この程度は起こっても不思議ではないようにも感じましたね。「ヒゲはあり得んだろう!」と思われるかもしれませんが、実際に見てみると「何かの汚れ」のようにも見えましたしね。(むしろ話の流れからは「女」であることに違和感がありますがw)
今回の事件のコメント欄には「AIを見抜けなかったのか?」と、審査員を非難する声もありましたが……これは見抜けなかったとしてもおかしくないと思いますね。
確かに非常にAI臭い作品ですが、審査の段階でAI疑惑をかけて落とすわけにもいかないと思いますしね。
きっと「AIじゃないか?」などと考えながらの審査などできないと思います。
最初にも言いましたが、AIを巡る問題はまだまだ続きそうですねぇ……。
できるだけ早く、出版各社には落としどころを見つけてもらいたいものです。
あ、ちなみに上記の作品は簡単に読めますよ。作品名を検索にかけるだけで読めると思います。(伏字のままでも大丈夫かと)
ただ、お断りしておきますが……面白くはありませんよwww