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『激辛批評』のコラムを2件、非公開にしました


 フォロワー様の近況ノートで知ったのですが、カクヨムが「作品に生成AIを使用している場合は推奨タグをつけてください」との告知をされたようです。

 URL:https://kakuyomu.jp/info/entry/geneai_tag


 AIの使用状況により、3つの区分に分けた「推奨タグ」が紹介されています。
 使用割合の多い順から『AI本文利用』『AI本文一部利用』『AI補助利用』となっていますね。

 あくまで自己申告ですし、AI作品にタグをつけなかったからといって罰則等はないと思います。(というか、AI作品かどうかの判断は不可能ですし)
 とはいえカクヨムという場を使わせて頂いている以上、私個人としては運営の方針にはなるべく従いたいと思っております。


 そこで問題になったのが『素人の書く、超☆激辛批評:R』のコラムです。

 あ、一応断っておきますが批評内容にはAIは使用しておりません。
 私の知らない「古語」や「名詞」などの意味を聞いたことはありますが、これはまぁGoogle先生でも同じことができますし「AI利用」にはカウントしなくてもよいでしょう。(いいよね?)

 ですが批評以外のコラムには2件だけですが、ガッツリと「AIの引用」が載せてあるんですよね。
 カクヨム指定のタグをつけることも考えましたが……私は「批評にAIを使っている」と僅かでも誤解をされたくないために、つけたくはありません。

 フォロワー様から「『AI本文一部使用(使用した部分は本文中に明記)』などのタグにする手も」と提案も頂きましたが、「AI」の文字を見ただけで拒否反応を示される方もおられるかもしれませんので、該当部分を非公開にすることにしました。
 該当エピソードは以下の2件です。

 『第2回の感想(AIについて所感を述べる)』
 『第6回の感想(小説は、作者と読者の対話である)』



 ちなみにカクヨムコンテスト11には、AI作品は「上記のタグ必須」だそうです。
 先に申し上げた通り自己申告ですし、嘘を吐いても見破ることなど不可能です。
 ですが……万が一入選などしてしまい、書籍化ともなれば間違いなく「嘘はバレる」と思いますね。編集者は、そこまで節穴ではないでしょう。

 また「タグがあることによってランキング等で不利になることはありません」とは明記されていますが……運営にはその気はなくても「読者の方が気にすることがある」と、私は思います。
 「タグのあるなし」が、少なからずランキングに影響するのではないでしょうか。
 それが「良い影響」となるか「悪い影響」となるかは読めませんが。

 あと、あくまで明言しているのは「ランキング等」ですね。
 AI作品は著作権が曖昧なので……書籍化できない可能性も……?

 コンテストに出品される予定の作者さま方は要注意ですね。

6件のコメント

  • お疲れ様です。

    昨日AIで軽く話したけど、案の定ここまでこうなるとは…。

    そのうち、コンテストもAI作成した作品が何作品か出そうな勢いですね…こればかりは時代の流れで仕方ないのかなあ…。
  • 鴉さま、コメントありがとうございます。

    実際、想像以上で私も驚きました。
    最初は「どうせ何もできないし、運営は動かないだろう」なんて予想してたんですがねw
    AI作品に関しては、私が思うより運営は重く考えているようですね。

    コンテストに関しては、恐らく来月からのカクヨムコンで登場すると思いますよ。
    すでに出品予定の作品を書いておられる作者さまが大半でしょうし。
  • お疲れ様です。
     私もAI問題には色々考えておりましたが角川はきっと何もしないなと思っていたので意外でした。それでも何人かはAIをしれっと使って参加するでしょうね……総合1位の方とか。

     AIを使って作成してみたものの比較などを実験してみましたので、もしよろしければお読みいただけると嬉しいです。
  • 川中島ケイさま、コメントありがとうございます。

    まぁ自己申告ですからね。
    でもこれだけ話題になったので、もしかするとAIタグが「読者を引き込む要因」になる可能性も? ……なんて考えたりしますが。

    それと私は未確認なのですが、とある情報によると例の方はアカBANとなったとか……。
    ま、私は同情しませんが。

    「AIの比較」ですか。
    少し気になりますので、時間のある時にでも拝見させて頂きますね。
  • お連れ様です。

    様々な議論が重ねられているとは思いますが、一見してAIを使用しているかどうか判断がつかない点が厄介ですね。新しい文化や道具は得てして排他的で、遠目に眺めるものですが、時代としてはそうもいきません。
    我々は、この新たな隣人に対してどう向き合うべきかを考えていく段階に来たのだな、と実感しました。

    しかし、道具に振り回されるというのも使い手としてはどうなのだろうかと苦笑を浮かべるばかりです……。
  • 神山さま、コメントありがとうございます。

    個人的意見で恐縮ですが……本来、「人力かAIか判断がつかない」ということは喜ぶべきことだと思うんですよね。
    「それだけAI技術が発展した」ということなのですから。

    そして時代が変わる時というものは、いつでも保守と革新で争うものなのでしょう。
    個々人で意識や考え、対応は違うでしょうが、時代に合わせて動くしかありませんねぇ。
    今は運営は「抑えの動き」を見せてはいますが、今後はどうなるか分かりませんし。(AIの進歩・拡散は止められませんしねぇ)

    「道具に振り回される」というのも仕方ないですよw
    新しい道具は誰だって慣れてませんし、扱いに困ったり、時には間違うこともあるでしょう。

    そんな中でも「譲れない自分の芯」だけは、しっかりと守っていきたいですね。
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