本日、『素人の書く、超☆激辛批評:R』に投稿した京野 薫さまの作品『きっと私は狂っている』の批評に対し、角々三角形さまよりコメントを頂きました。
内容は、批評の指摘箇所について「三鞘ボルコムは『間違い』だと指摘したが、原文が正しいのではないだろうか?」といったものです。
そして、その箇所を再確認したところ……「私の誤読であった」ということが発覚いたしました。
本批評をご覧になってくださった皆さまと、作者の京野 薫さま、並びに作品に対して深く謝罪を申し上げます。
批評には訂正の追記をさせて頂きました。
皆さまに再度読んで頂くのは失礼かと思いますので、ここに該当箇所を訂正文含めて批評から引用します。
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次は「表現のミス」を指摘させて頂きます。
第5話より引用します。
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アイツが居なければ……早耶香は間違いなく私の物にはならない。
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「アイツ」とは恋敵の「桂木先生」です。
文脈が少しおかしいですね。これでは「桂木先生がいないとダメだ」と言っているように読めてしまいます。内容が逆ですね。
正しく表現するのなら「アイツがいる限り……」などですかね。
※本批評の読者さまより「この表現は、原文が正しい気がする」とのご指摘を受けました。「この文章だけなら確かに違和感を覚えるが、続きの文章を読むと正しく読み取れる」と仰られたのです。
そしてご指摘の部分を再確認したところ……私の誤読であることが発覚いたしました。説明のために該当箇所を引用します。
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それもこれも桂木先生のせいだ。
アイツがいるから早耶香が私の物にならない。
アイツがいなければ……
アイツが居なければ……早耶香は間違いなく私の物にはならない。
それも分かっていた。
桂木先生が仮に死んだとしよう。
そうしたら早耶香は嘆き悲しんだ後、原因になっている居ないに関わらず私のことをゴミでも見るようになるだろう。
当然だ。
もう早耶香は私を恐れる必要は無い。
彼女に脅迫が成立しているのは「桂木先生を守りたい」と言う早耶香の愛につけ込んでいるから。
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……ご覧の通りです。
主人公は「恋敵がいなくなれば……」と考えた後に「本当にいなくなってしまえば、ヒロインを縛る手段も同時に失ってしまう」と結論を出しています。
私は最初に指摘箇所の文章を目にした時に「記述間違いだ」と決めつけ、そこでいったん文脈の繋がりを意識から切ってしまっておりました。そのために、この流れに気付くことができませんでした。
本批評をご覧になってくださった読者の皆様と、何よりも作者さまと作品に対して深く謝罪を申し上げます。
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どのように言い繕っても、私の誤読であることは否定のしようがありません。
「以後は、このようなことがないように……」と言っても信用はないですね。私はこれまでに何度もミスを繰り返してきていますから。
去年からお付き合いくださっている皆さまはご存知の通りです。
ミスをゼロにすることはできませんが……なるべく減らす努力はして参ります。
そしてミスが起きた時に対応を誤らないようにも努力します。
こちらに関しては信用を得られるよう、最善を尽くす所存です。
最後に、このことを指摘してくださった角々三角形さまに感謝をするとともに、皆さまに、そして京野 薫さまに誤った指摘をしてしまったことを深くお詫び申し上げます。
本当に申し訳ございませんでした。