零細出版社の編集をやっていると思しき人が✕にポストしていたのですが、ある作家(多分アマチュア)の作品を商業化「させてやる」風に聞こえる文面には吐き気がしました。
商品たる作品がなければ、そもそも仕事が成立しない身(職業)なのに、とんでもなく上から目線なのは、先天性の疾患か何かなのでしょうかね?
作家なんて掃いて捨てるほどいる……てことはなく、膨大ではあっても使える人材には当然ながら限りがあります。
対して、出版社なんてそれこそ幾らでもあって、過当競争している昨今、商業化できそうな作品の奪い合いです。
出版社は所詮はいち企業であり、企業は利益を追求する組織ですから、儲けがなければ言うまでもなく消滅します。
賞レースを、大賞300万円+出版確約と歌って開催し、応募作品が仮に3つくらいだとしたら、その出版社は利益を上げられずで近いうちに消えてしまうでしょう。
何が言いたいかやや不明瞭になりましたが、「出版社やそこの編集が偉い」という思い込みは危ないです、みたいな結論です。