こんにちは。
こちらは、私が「読むのも楽しいけど、書く上でも参考になる」と思ってる作品を紹介するノートです。今のところ4回を予定。
真面目な人だと「レビューを書かれたら、書いて返さなくては!(๑º口º๑; ; )」となってしまうので、ご本人の了承は得ず勝手にやります。
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◆第1回はこちら^^
『di;vine+sin;fonia~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517家族を救うために、裏の世界の秩序を担う凶賊のひとつ『鷹刀』を訪れた貴族の少女。
しかしどうやら、彼女をここへ導いた母は、敵とグルだった模様で……?
渋い声のちょい悪オジサマな総帥、その末息子である猫のような少年ルイフォン、総帥のほかの娘・息子たちも個性豊かな面々――。
マフィアの抗争がメインですが、敵にも見どころのある者がいて、あまり血なまぐさくはなく、それでいて戦闘シーンがカッコよいです。
鷹の目の虹彩認証のセキュリティ、車や銃など、中世ではない描写は近年珍しいと思います。
なお、こちらのお話、10年もの(10年連載されている)の熟成ファンタジーです!
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◆参考になると思った点
・目に浮かぶような情景
「掲げた掌の隙間からこぼれ落ちる、透明で、どこまでも高く広がる青い空」
「満開の桜が時折り恥ずかしそうに花を散らしている」
美しいでしょう?(〃ノдノ)テレ
・声までカッコいい登場人物たち
音の描写もよく利用されていて、セリフ回しもカッコいいんですよ。これまで出てきた男性キャラで苦手な人はいません。料理長(名前なし)までもカッコいいんです!
・スローペース投稿ゆえの工夫
各章の始まりに、前章のあらすじと登場人物の記載があります。前回の投稿から間が空くので、読者さんが分かりやすいようにという配慮だそうです。素晴らしい!
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というわけで、あらすじの記載、私も見習ってみようと思います。一章が長くはないのですが、設定はもりもりなので、確定した内容をまとめる感じでいいかなと。
先輩方は色んな工夫をされていますね。頭が下がります。