うっすらと悲劇的・暴力的表現がありますので、苦手な方はご注意ください。
『赤い月』
https://kakuyomu.jp/works/16818622171232482566ジャンル:現代ファンタジー、もしくはホラー
他サイトコンテスト「贈り物/ギフト」のために書き下ろしたものです。
でもこれは、作った、と表現するのは違うかな。私の中に既にあるものを言語化しただけです。
トレフル・ブランの物語も、アルカンシェルの物語も、結局は「赤い月が授けた力を、人間がどう受け止めるか」ということを描いた作品です。
ある方が、こんなコメントを下さいました。
「呪、という漢字にギフトという言葉を当てられた作者様のメッセージが、最後の最後に明かされる。リアルを描きながらも、だからこそ作者様が「書くこと」に託す思いが溢れ出るような、「祈り」の文学だと感じました。 」
そう、赤い月に祈りを捧げない代わりに、私は小説を書いているのです。