寒さもいよいよ厳しくなってきた折、皆様如何お過ごしでしょうか。
大変ご無沙汰しております、待居 折です。
暦も既に変わりまして、あんな師こんな師がやたらと走り回る12月です。そして毎年、さほど実りの実感もなく迎えるのが私の師走と相場が決まっています。
登録5年目を迎え、今年は特に執筆に悩まされた一年でした。勝手に追い詰められてカクヨムから離れざるを得なくなったのは生来の一人上手が成せる離れ業、今でも非常に苦い思い出です。
一方で、やはり私は書かないとダメになる人間だという事に気付かされる、良い機会でもありました。つまり今年に限っては、私にも珍しく収穫があった一年という話になります。ずるずるとそれなりに生きてみるものです。
他にも、物凄く落胆してしまう事態にも見舞われましたが、これに関しては明言は避けます。ただただ残念です。
それはそれとして。
カクヨムコンが始まりました。例年通り、年末年始の慌ただしい中に開催される鬼畜の仕様にはもはや半笑いを浮かべるぐらいしか出来ませんし、今年は懇意にさせていただいている書き手様達も、お祭りムードとはどこか程遠い空気で迎えられる方も多い様に見受けられます。
そんな中ですが、私は例によって参加させていただきます。相変わらず、およそコンテストの意向に添わない作風ですが、物語を書いている以上、少しでも多くの方に読んでいただきたい思いが強くあるからです。
添付した画像は戦友の書き手様、清賀まひろ様より頂戴しました私の長男、「赤の魔竜と歪の月」主人公エシューのファンアートです。こうした熱量を注いで下さる方がいるからこそ、やっぱり執筆は止められないんですよねー…清賀様、本当にありがとうございました。
そして同時に、すっかり滞っているヨムも、ちまちまと進めていく予定です。書き手様におかれましては、生暖かい目で見て下さるとありがたいばかりです。
さてさて…随分長くなってしまいました。
新作長編「昼は人間の 夜は深淵の」、先ずは隔日で連載開始です。お手隙の際、或いはお茶請けの代わりにでもご愛顧いただけますと幸いです。
