少し時間が経って、自分の中でも落ち着いてきたので、『鬼柴田と忙しない姫』について改めてご報告です。
突然の終了、そして作品の削除となってしまい、申し訳ございませんでした。
まず最初に。
読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
コメントやレビュー、応援、ギフトなども含め、たくさんの方に藤乃たちの物語を読んでいただけたことは、本当に嬉しかったです。
作品を削除したことについては後悔していませんし、今のところ再公開する予定もありません。
でも、「読んでもらえて嬉しかった」という気持ちは、それとはまったく別です。
そこだけは、きちんとお伝えしておきたいなと思いました。
この作品、書き始めた頃は本当に楽しく書いていました。
藤乃も勝家も好きでしたし、話が思いつかなくなったわけでもありません。
実は第21章あたりまでプロットが出来ていて、当初は全27章くらいで完結する予定でした。
……そこまで頑張れませんでしたwww
歴史ものを書くのは、思っていた以上に難しかったです。
史実との相違についてご指摘をいただき、「そこ確認してなかった!」と調べ直したり、修正したりしたこともありました。
一方で、「そこは次の話で書く予定だったんだけどな……」という部分を先に指摘されてしまったり、史実との整合性や人物の扱いについて、書く前からあれこれ考えることも増えていきました。
作品ページには「史実を下敷きにしたIF作品なので、ゆるっと読んでください」という趣旨の注意書きをしていましたが、歴史という題材である以上、気になるところは人それぞれなのだと思います。
誰が悪い、という話ではありません。
単純に、私が疲れてしまいました。
私は他にも作品を書いていますが、創作については結局、
「自分が面白いと思えるか」
「自分が楽しく書けるか」
が一番大切なんだと思っています。
他の方に面白くないと思われても、自分が面白ければ書き続けられます。
逆に、どれだけ「面白い」「続きを読みたい」と言っていただけても、自分自身が楽しく書けなくなってしまったら、私は書けません。
私は書籍化を目指して小説を書いているわけではなく、単純に趣味として書いています。
もちろん、たくさん読んでいただけるのも、収益になるのも、ギフトをいただけるのも嬉しいです。
めちゃくちゃ嬉しいですwww
でも、それ以上に「辛い」が大きくなってしまったら、趣味で自分のメンタルを削ってまで続ける必要はないかな、と。
今回はこちらを優先することにしました。
この作品が面白くなかったとは、今でも思っていません。
藤乃たちのことも好きですし、本当なら最後まで書きたかったです。
ただ、好きだった作品を、無理に続けることで最後には嫌いになってしまうのも嫌でした。
なので、ここでおしまいです。
そして今回、身をもって学びました。
歴史もの、難しい!!www
大学で歴史を勉強していたので、「まあ多少はいけるだろ!」くらいの気持ちで手を出しましたが、
歴史を読むこと。
歴史を調べること。
歴史を小説として書くこと。
それをネットで公開すること。
全部別物でしたwww
たぶん、もう歴史ものには手を出しません(笑)
最後になりましたが。
突然作品を削除してしまったことで、楽しみにしてくださっていた方には、本当に申し訳ありませんでした。
ギフトをくださった方にも、最後までお届けできず申し訳なく思っています。
それでも、藤乃たちを見つけて、読んで、笑ったり楽しんだりしてくださった方がいたことは、本当に嬉しかったです。
そこに嘘はありません。
短い間でしたが、『鬼柴田と忙しない姫』を読んでくださって、本当にありがとうございました。
私はまた、自分が「これ面白いな!」と思えるものを、楽しく書いていこうと思います。