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アルビノの生物兵器 立ち絵(「水没図書館」編2の敵モブ)

拙作「ナト&マグロー」に登場するキャラクター(敵モブ)の立ち絵を描きました!

7.シュモック
●和名
カスミガクレザメ
●英名
Cloud hide shark
●分類
シュモクザメ科

○生態
頭部が左右に張り出してその先端に目と鼻孔がある点は一般的なシュモクザメと同じだが、それらが雲のような泡に隠れているのが特徴。また頭部を雲に隠すため目が他のシュモクザメよりも離れておらず、同時に真正面の死角の弱点も克服している。
さらにシュモクザメはサメとしては珍しく群れを成して行動するのだが、この種は単独で行動する。
身を守る際は体内の粉で粉塵爆発を引き起こし、敵を道連れにする。また狩に失敗した時も粉塵爆発を引き起こす模様。

○食レポ
粉の除去に注意した後はフカヒレを楽しむ。

8.サクレトンボ
●和名
サクレヨミノトンボ
●英名
Explosive gunpowder dragonfly
●分類
ヨミノトンボ科

○生態
核融合を起こす水素と核融合を引き起こすための高温・高圧を生み出す原子爆弾で体を構成する蜻蛉。
自分より大きな生物でもお構いなく襲うその姿は「空のギャング」と呼ばれるほど。

○食レポ
噛むと甘い味がする。

9.ヤキタコヤキ
●和名
ヤキタコヤキ
●英名
Flying octopus grilled
●分類
?科

○生態
体内でガスを生成し、浮遊している。天敵相手には体前方の口吻より常温空気中で発火するガスを放出する。
空中でのバランスコントロールに鰭だけでなく、体側面の気門から空気を噴出させ、そよ風程度ならば流される事無く安定した浮遊が可能。
上記の点からも、この生態系の一員としては些か特異な種である事がわかる。

○食レポ
スナック感覚で食べる。タコ焼きの味は全くしない。

10.ドロボーグモ
●和名
カッショクドロボウグモ
●英名
Brown thief spider
●分類
アシダカグモ科

○生態
アシダカグモ科の中でも足が長く胴体が小さい種。胴体は お椀のようになっており、手頃な大きさの ものを背負って擬態する事が可能。
普段は草の汁などを吸って生活する大人しい虫。

○食レポ
油で揚げると おつまみ になる。

11.キャッポドン
●和名
カギヅメダンゴムシ
●英名
Cappodon
●分類
オカダンゴムシ科

○生態
鋭い鉤爪を持つダンゴムシ。普段は地中に生息しているが、地面の揺れを感知すると地上に現れる。
鉤爪は遠距離攻撃を仕掛けてくる生物兵器からの防御に対応しており、攻撃用ではない。目の前で撃たれた弾丸を鉤爪で掴めるほどの瞬発力を誇る。
加えて自爆する事も可能なようで、敵に向かって突撃し大爆発を起こす。爆散する際、体内の育房(育児嚢)と呼ばれる袋の中にある卵を撒き散らして遠くへ飛ばす。

○食レポ
卵入りのプチプチとした食感が最高なので、食材調達をする際は絶対に自爆させては ならない。

12.ハレツセオイグモ
●和名
ハレツセオイエンマグモ
●英名
Bursting back carrying Enma spider
●分類
エンマグモ科

○生態
体を爆発させ、敵を追い払う。攻撃的な性格なため、迂闊に近づかないように。
雷管と呼ばれる円筒型をした金属性のカプセルを体内に保有している。導火線によりカプセル内にある少量の起爆薬に点火すると、それが添装薬(より爆発力が強い爆薬)を着火させて生体の爆発を誘導する。

○食レポ
雷管と導火線、起爆薬、添装薬を取り除き軽く炒めると良い。辛い上に口の中でパチパチ弾ける刺激的な味。

↓この拙作のURL
https://kakuyomu.jp/works/16818093078305733910

↓前半部分
https://kakuyomu.jp/users/mamedenkyu-neko/news/16818093092461590718

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