拙作「ナト&マグロー」に登場するキャラクター(敵モブ)の立ち絵を描きました!
1.デメゴイ
●和名
ヤマトオニデメゴイ
●英名
Pop-out carp
●分類
デメゴイ科
○生態
浅い池の底を這うように移動する。鯉とあるが、厳密には鯉ではない。
陸上でも問題無く活動可能。獲物が上を通ろうとすると、飛び跳ねて捕食しようとしてくるほどの運動能力と、切断されると今度は2匹に分裂するほどの生命力を持ち、さらに唾液はスカンクの放屁の10倍の悪臭とも言われているため、汚染の象徴として扱われる。
○食レポ
どう焼いても臭みが取れず、食べられたものではなかった。
2.クラブラ
●和名
リクヒクアシガニ
●英名
Low-legged crab
●分類
ヒクアシガニ科
○生態
陸棲のカニでは世界最大。貝などを鋏で潰し割って食べる。
春の産卵期には、木に上って産卵する。
体色が異なる個体も確認でき、これは加齢やストレスの影響ではなく地域特性によるものと考えられている。
○食レポ
しゃぶしゃぶ。
3.ガソスター
●和名
オイルホシニタリ
●英名
Gasoline sales star
●分類
ホシニタリ科
○生態
ガソリンタンクを背負った星。石油を飛ばして敵に攻撃する。
この石油はプランクトンを主食としているが、消化はせず体内のバクテリアと体の熱の働きで生成されたもの。体内は凸に曲がった構造で背斜構造と呼ばれる地質構造に似ている。
ヒトデにも見えるが、実はタコの仲間。ガソリンタンクの本体は胴体だったもので、ホースは漏斗が進化したものである。
○食レポ
濃厚なオイルソースと肉を絡めていただく。締めにラーメンにすると尚更良い。
4.アワガエル
●和名
アワフキニショクガエル
●英名
Bubble blowing two-colored frog
●分類
ニショクガエル科
○生態
体色が最低でも2色で構成される大型の蛙で、この種は口内で泡を作り出し、獲物を泡に閉じ込め狩を行う。
○食レポ
脚 意外は水っぽく料理に向かないので捨ててしまっても構わない。
5.ダントウクラゲ
●和名
ダントウヤイバシクラゲ
●英名
Cut-headed jellyfish
●分類
シクラゲ科
○生態
風に乗って飛来し定着した外来種。元々の生息地は不明。
ピンク色の体に、スカート状に一体化した触手と、5本の口腕を持つ陸棲のクラゲ。頭の発光器官で獲物を誘き寄せ、体の下部にある口柄から吸い込んで捕食する。
体内の気圧を下げる事で、外気との密度の差で浮力を得ている。
体内に刃を保有しており、外敵に向けて落とし攻撃する。この刃こそが、この種にとっての心臓である。
○食レポ
血の臭いが気になるので十分に水洗いしてから天日干しにする。
6.ワカメン
●和名
ワカメモドキ
●英名
Walking rebellion seaweed
●分類
チガイソ科
○生態
頭頂部に生えた植物を残す部分はダイコーのとは異なるが、根に当たる本体の作りは ほとんど同じである。
わざと天敵に食べられ、体内を逆に食い尽くす事で知られる。よって食材としての使用は不可能に近い…と言われていたが、私の同僚が調理法を開発してしまった。
○食レポ
心臓を破壊された時と同じ状況にし、そのまま3日冷やす。3日経ったら鍋の お湯の中へ醤油と共に1時間入れ煮込む。
↓この拙作のURL
https://kakuyomu.jp/works/16818093078305733910↓後半部分
https://kakuyomu.jp/users/mamedenkyu-neko/news/16818093092461829013